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「アレ」の欲はどう変わる? 彼氏との差に悩む、40代女性のリアル

OTONA SALONE / 2018年9月2日 17時30分

年齢とともに衰える、と思われがちなのがベッドタイムへの欲望。

既婚未婚に関わらず、40代になると「性欲が落ち着いてきたな」と感じる女性も多いでしょう。

一方で、まだまだ欲が消えない、募るばかりというアラフォー女性もいるかもしれませんね。

彼氏とのお付き合いにも影響する性欲、皆さんはどうコントロールしていますか?

なかなかおおっぴらに語ることが難しい「アレ」への欲について、対象的なふたりのアラフォー女性のリアルをお伝えします。

 

「何となくイヤ」から「もうしたくない」に

 

 

— 現在お付き合いしているのは、同い年の会社の同僚です。

お互いに好意を持っていて、結ばれたのが1年前。会社には隠しての交際ですが、仕事に影響が出ないように距離感を保っています。

いま悩んでいるのは、彼との「アレ」の時間。

仕事が好きで毎日精力的にこなしている彼は、夜のベッドでも積極的で会えばほとんど求めてきます。

最初の頃は、私も抱き合うのが幸せでふたりでホテルにお泊まりすることも多かったけど、一緒にいる時間が長くなってくるとそこまでほしくなくなってきたのが私。

特に仕事が忙しくて疲れている夜は彼の相手をするのが何となくイヤで、謝りながら断ることもありました。

彼も始めは了解してくれていたけど、先日言われたのが「抱けないのが寂しい」という言葉。

「お前の体調に気を使ってきたけど、俺にも欲はある。もしかして、もう好きじゃなくなった?」

彼にとっては、アレに応えるのが愛情の証のひとつらしく、断る私を見て不安を覚えたそうです。

そう言われると申し訳なくなってきて、何とか相手はするのですが、いまひとつ体の反応は良くないしだんだん苦痛になってきて……。

先日、服を脱がし始めた彼に「もうイヤだ」と拒否感が湧いてしまい、腹痛を理由に終わらせてしまいました。

彼のことは好きだけど、どうやって彼の性欲に応えれば良いのか、わかりません」(42歳/サービス)

 

★ 性欲のバランスが恋人と違うと、ベッドでの時間が苦しくなりますね。

抱きたいと思ってもらえるのは嬉しいし幸せだけど、体がついていかない。反応しない自分を自覚するのは、女としてもつらいことです。

ですが、苦痛を抱えたままではいずれほかの時間も楽しくなくなります。

女性にできるのは、自分の状態を素直に彼に打ち明けることです。

そして、彼自身に自分の欲をうまく扱えるようにしてもらうこと。

ふたりの気持ちが揃っているときに抱き合うのが理想の時間。性欲の差をふたりでコントロールしていけるのが、今後のお付き合いにとっても大切なことだと思います。

上の女性は「枯れてるって思われたくない」と悩んでいましたが、それ以上に彼氏のほうは「アレがなくてもいいってことは、愛されていないのか」と見当違いなほうを向いていることが問題です。

自分の状態を理解してもらうのは、恋人のためでもあるのですね。

 

人知れず悩みがちなこの恐怖…次ページ

求めすぎて「無理」と言われる恐怖

 

— 若い頃から性欲が強い私。30代は、彼氏がいないときは出会い系で夜の相手を探すようなこともしていました。

アラフォーになってからもまだまだしたい気持ちはあるんだけど、さすがに出会い系でもいい人に出会うのが難しくなってきました。

そんなとき、趣味のサークルで知り合ったのが3つ年上の彼。

意気投合してから付き合うまでは早く、ベッドインもすぐでした。

いかつい体格で性欲もバッチリの彼とは相性も良く、ほぼ毎日仕事が終わると彼の家に行き、私の手料理を食べてからシャワーを浴び、ベッドで楽しんでいました。

アレももちろん最高だけど、彼と過ごす時間が愛おしく、ずっとこんな日が続けばなと思っていました。

残業続きで会えない日が続いたある夜、やっとデートの約束ができたと思ったら彼から「風邪をひいた」との連絡が。

ガッカリしたけど彼の体調が心配で、いつものように食材を買って彼の家へ行きました。

熱を出して寝込んでいる彼のために雑炊を作ったり洗濯をしたり、側にいるだけでもいいと思ったけど、やっぱり近くにいると触れたい気持ちが抑えきれず、ついキスをせがんでしまいました。

「移るからダメだよ」と彼に言われても「したいの」と無理やり唇を合わせたけど、欲が高まってしまって……。

彼の手を私の胸に運んでしまい、「触ってほしいな」とお願いしたら、ぎょっとした顔で

「なに考えてるの? 俺、風邪ひいてるんだけど」

ときつい声で言われました。

我に返り慌てて謝ったけど、それから彼の様子が変わりました。

以前のように毎日求めてくれなくなり、私から誘っても「無理」と断られる日が増えてきて、悩んだ末に「どうかした?」と思い切って尋ねると、

「俺が病気のときまでしたがるなんて、ちょっと無神経じゃない? あれからやる気がなくなった」

と言われて大ショック……。

確かに性欲が強いのは自覚しているけど、せっかくできた彼氏にまで呆れられてしまう自分って……とすっかり自信がなくなりました。

抱いてほしい、でも誘っても「無理」と言われるのが怖い。

モヤモヤしたまま、今は仕事のあとに彼の家に行く日も減ってきました。

これから、私はどうすれば良いですか?」(40歳/デザイナー)

 

★ 男性より女性のほうが性欲が強い、なんてことも決しておかしくありません。

むしろ歓迎されるのでは? と思いますが、現実はそう単純でもないのですね。

この男性が悲しかったのは、自分の状態を尊重してくれない彼女の姿。求められること自体がイヤなのではなく、風邪で苦しんでいる自分より欲を優先した彼女の気持ちを受け止めきれなかったのだと思います。

こんなしこりは、体調が良くなってからも尾を引くもの。以前と変わらず欲を向けてくる彼女に対して、素直に愛情を伝えることが難しくなると、ふたりの心の距離は開く一方になります。

彼が風邪を引く前のような、愛情あふれるベッドの状態に戻るには、時間が必要です。

もう一度彼に謝罪すること、自分勝手だった自分を反省すること。その上で、彼の気持ちが落ち着くのを待つのが、彼女にできる唯一の方法です。

彼が失った欲をふたたび取り戻すには、改めて彼女の性欲が愛情から生まれたものであることを理解しなければいけません。

 

 

 

男女のお付き合いでは、避けて通れないのがアレのこと。

ふたりがいつも同じ欲であるなら良いですが、そうでないならやはりきちんと気持ちを伝え合うことが、幸せなお付き合いをするために必要な覚悟だと思います。

愛する人だからこそ、自分の状態を知っておいてもらうこと。

欲の多い少ないが問題なのではなく、いかにうまくコントロールしていくかを、ふたりで考えたいですね。

 

≪恋愛相談家 ひろたかおりさんの他の記事をチェック!≫

 

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