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お目当ては私じゃなくて友人だった…?40代独女が抱える「恋のトラウマ」3つ

OTONA SALONE / 2018年9月23日 17時30分

アラフォーでも、周りには素敵な恋愛を楽しんでいる人がいっぱい。私も誰かを好きになりたい。

でも、昔のトラウマが忘れられずに恋をするのが怖い……。

恋愛から離れて何年も過ごしていると、改めて男性と向き合うことにためらう40代独女もいるかもしれませんね。

恋のトラウマは、自分で消すのはなかなか難しいもの。40代独女を苦しめた恋愛にはどんなエピソードがあるのか、ご紹介します。

 

お目当ては私ではなく「友人」だった

「友達が開いてくれた合コンで、年上の男性と知り合いました。

第一印象はぱっとしなかったけど、話しているうちに共通点が多いことがわかり、『いい友達になれそう』と思って連絡先を交換。それからはたまにご飯を食べに行くような関係でした。

しばらく彼女はいないという彼。私も恋愛はご無沙汰で、たまにはこんなつながりもいいかなと思っていたけど、気がつけば彼のことを好きになっていて……。

彼が『あのときの合コンのメンバーでまた食事に行きたい』と言い出し、何も考えずにOKして時間や場所をセッティング。

久しぶりに集まったみんなで楽しく過ごしていたけど、彼は私より私の友人とばかり話したがり、何だかモヤモヤしていました。

でも、それからも飲みに誘われたりして、彼も私のことを少しは気にしてくれていると思っていました。

ある日、意を決してこちらから『好きなんだけど』と告白。

すると彼から返ってきたのは『ごめん、ほかに好きな人がいて……』という言葉。

ショックで息が止まってしまい、思い浮かんだのは以前彼が必死に話しかけていた合コンメンバーの友人でした。

彼女に連絡してみると、案の定、彼から私と同じように定期的に誘われていることがわかり、しかも先日告白されたとか。

彼女もまんざらじゃないらしく、『あなたのことはいい友達って言ってたよ』と言われたときにこの二人はいずれ付き合うことになるだろうなと思いました。

彼とはそのまま音信不通にしたけど、あれ以来、人を好きになるのが怖いです」(35歳/教員)

 

★ 男性の好意って、わかりづらいですよね。

食事に誘ってくれる、ふたりで過ごしたがる様子を見れば、自分のことが好きだと思うのも無理はありません。

が、現実はこんな仕打ち。

彼女は、「大事な友達だけど、彼とののろけ話を聞かされるのが怖くて疎遠になった」とその友人まで失いました。

これはしんどい……。

 

ショック…自分から進んで「都合のいい女」になっていた

 

「サークルで仲良くなった年下の男性を追いかけていた時期があります。

彼は知り合った頃からある女性に片思いしていて、それを知っていたけど好きになりました。

彼の片思いはうまくいかないだろうとタカをくくって迫っていたけど、彼のほうはなかなか女性を諦めることができず、でも私の相手もしてくれる状態。

カラダの関係もできて、『私のことを好きだから抱いてくれるんだ』と安心しきっていましたね。

ところが、彼は私に隠れて片思いの女性と連絡を取り合っていて、積極的にデートに誘っていることを知り合いから聞かされて。

『どういうこと!?』と彼を問い詰めると、

『あなたのことも好きだけど、あの人も諦めきれない』

と返されて、ショックだけどまだがんばれる、と思ってしまいました。

結局、それからは彼の「都合のいい女」。私から連絡しないと誘われないことも多く、会えばやっぱりベッドに誘われると断れなくて……。

何が悲しいかって、こんな関係を自分で選んでいることですよね。

結局、彼がいつまでもその女性を誘い続けていることに耐えきれず、私のほうからさよならしました。

終わった後はひたすら虚しくて、今も恋愛に前向きになれません」(37歳/看護師)

 

★ 恋愛は自己責任です。

彼を責めたくても、カラダを差し出していたのは自分だと思えば、怒りも悲しみも向ける先がありません。

でも、それでも追いかけてしまうのが恋愛なんですよね……。

次はどうか真っ直ぐに気持ちを向けられる男性と出会えますように。

 

素直になれない自分を変えられずに

 

「好きになったのは、バツイチの男友達。

独身同士、たまに会って食事やドライブを楽しむ気楽な関係でした。

彼に好意は持っていたけど、子持ちの人とのお付き合いとかしたことがなかったので不安で、別れた奥さんと連絡を取り合っているのも気になるし、なかなか踏み込む勇気が持てませんでした。

一方で、彼のほうは私に『もう付き合おうよ』と言ってくれて、それは嬉しかったんだけど……。

ある日、お酒を飲んだ勢いで彼と寝てしまい、それからぐっと距離が縮まって、以前より深い関係になれたと思いました。

が、どうしても彼に心を開けない。

離婚しても彼から電話している元奥さんのこととか、養育費の話とか聞かされると、『将来は考えられない』『元嫁とよりを戻す気はないの?』と彼に嫌味を言ってしまい、喧嘩することが増えました。

彼のことは好きだけど、要は『バツイチで子持ちの男性との恋愛』を窮屈に感じたんですよね。

お互いが休みの日でも、いちいち子どもの予定とか考えないとふたりで会えないし、そのたびに元奥さんが出てくるし、自分が考える理想の恋愛からは遠いなって。

結局、彼から

『俺のことを信じられないなら、一緒にいてもつらいだけだから』

と言われて関係は終わりました。

別れてから、やっぱり一緒にいたかったなとか後悔が湧いてしまって、今思い出してもつらいです……」(40歳/デザイナー)

 

★ バツイチ男性とのお付き合いは、確かにスムーズに進まない場面も出てきます。

交際するなら、その大変さもしっかり考えてから踏み込むのが本当は良いけれど、覚悟が決まらないままのスタートは心が安定しません。

彼女の中には、「彼とはいい友達だったのに、こんな別れはイヤだった」という苦い後悔がくすぶり続けています。

思いが昇華できるのは、まだ時間がかかるかもしれませんね。

 

 

 

 

40代になるまでには、いろいろな恋を経験します。

うまくいかないこともあるけど、本当のトラウマは「傷ついた自分を受け入れられない」こと。

いくつになっても、やっぱり恋愛は心を大きく動かします。

傷を癒やせるのは他人ではなく自分です。時間がかかっても、恋のトラウマがいつか消えますように。

 

≪恋愛相談家 ひろたかおりさんの他の記事をチェック!≫

 

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