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「今度こそ」をいつまで繰り返すの?その「元サヤ」、ただの悪縁かもしれません

OTONA SALONE / 2018年12月2日 17時30分

 

別れた恋人を忘れられない。やっぱり私にはあの人しかいない。

そんな切実な気持ちで、何度も同じ男性とつらい別れを繰り返していませんか?

何度追い詰められても結局最後は別れてしまうなら、その復縁は「良くないもの」かもしれません。

悪縁を捨てることで、新しい世界を受け止めることができます。

吹っ切れない元カレへの未練をどう昇華させれば良いのか、お話します。

 

「新しい出会い」より「元カレ」に執着する?

・「もう5年ほど、くっついたり別れたりを繰り返している人がいます。何度も『もうやめよう』と思うけれど、そのたびに『これ以上深い関係になれる人とはもう出会えないかも』って不安になり、結局グダグダのまま元に戻る感じです」(38歳/営業)

・「いま一緒にいる人は、いわゆる元カレだけど復縁まで至っていない男性。体の関係のないプラトニックな関係で、もどかしい反面また付き合ってもしんどいだろうなぁ、と何だか二の足を踏む状態。このままでいいのかな」(40歳/サービス)

・「ずっと好きな元カレ。都合のいい女のポジションにいるのはわかっているけど、誘いを拒否するとそのまま音信不通になりそうでつい行ってしまう。やめたいけど、新しい出会いもないし……」(36歳/配送)

 

「元カレ」って、やはり特別な存在ですよね。

幸せな時間を共有した過去は、忘れたくてもなかなか記憶から消えてくれません。

いい加減なつながり、適当な扱いをされているとわかっていても、縁を切れないのは「寂しいから」

「この人を逃がすともういい人には出会えないかも」という不安が、どうしても未練を手放すことを拒否します。

ですが、元カレに執着してしまうと新しい出会いの価値が見えなくなり、いつの間にかもっと良いご縁を見逃している可能性もある、と考えたことはありませんか?

 

何度繰り返してもうまくいかないのは、相性が悪いから

復縁と別れを繰り返している元カレを追いかけても、ふたりの距離が縮まることはありません。

本来、復縁は「以前の交際より幸せなふたりになること」「別れを二度と繰り返さないこと」で成功したといえます。

何度も別れを迎えてしまうのなら、それはもうお互いに成長できない関係、相性が悪いつながり、ということ。

終わりを繰り返すことの一番の悪い点は、「ふたりが痛みに慣れてしまう」ところにあります。

同じ場面、同じ言葉、同じ痛みを何度繰り返しても、後に残るのは不毛な諦め。

「やっぱりダメだった」の結末を見ることが当たり前になると、どうしたってふたりの間に良い感情は育たないのですね。

その痛みと元カレを忘れる痛みは、どちらがつらいのでしょうか。

「ダメでもまた今度こそ」と思ってしまうのは、次の出会いに期待ができないからです。

本当に怖いのは、「元カレを忘れた後でもっといい人と巡り会えないこと」。

つまり、孤独に耐えられないと思うのですね。

ですが、相性の悪い男性をいつまでも追いかけていたって、結局は孤独よりもっと寂しい結末が待っています。

 

「新しい出会い」を掴むために必要なこと

「新しい出会い」はひとりでないと掴めない

中には、元カレとの復縁を狙いながら同時進行で別の男性との出会いも考えている、という女性もいるかもしれません。

どんな恋愛をするかは自由ですが、忘れてほしくないのは「新しい出会い」は孤独でないと見えないこと。

元カレではない男性を見つける、心に留めるためには、どうしてもその古い人間のスペースを空けないといけなくなります。

その勇気を持つことは、「新しい男性を自分の心に迎える」準備、と考えましょう。

「元カレ以上の男性には出会えない」=「孤独になることを受け入れられない」。

その呪縛が解ければ、実は世界は思っていたよりも広くて優しいし、周りには思いやりのある男性がいることに気がつけます。

元カレへの未練を捨てることは、ひとりぼっちになるのではなく改めて周りを受け入れていくこと。

「今度こそ」に疲れたなと思ったら、それが次のステージに進むサインです。

 

 

その「元サヤ」、まだ続けますか?

 

≪恋愛相談家 ひろたかおりさんの他の記事をチェック!≫

 

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