#123 ギュッと手を触れられて…。2回目デートに起こったこと【40代編集長の婚活記】
OTONA SALONE / 2018年12月12日 17時0分
46歳・独身・婚活歴2年のOTONA SALONE編集長・アサミ。恋人いない歴はすでに9年を超えている恋愛ご無沙汰女子。40代にして婚活を始めたが、実りのないまま2年が経過した。
以前、仕事で名刺交換をしたことがある(と思われる)49歳・バツイチの男性・ジェントルさんと2回目デートをすることに。ゲイ疑惑は晴れないけれど、ジェントルさんの何気ない行動にドキドキし始めて…。これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
ジェントルさんと手と手が触れる!
トクトクトク…。2回目デートはパンの美味しいカフェ。カウンター席で隣に並んで座り何気なく会話しながら、私の脈がはやくなっているのを感じた。
それは、こんな理由からだ。
ジェントル「あ、今日もツメ、カワイイですね!」
アサミ「ありがとうございます。また猫ネイルにしちゃいました。いま、自分の中で猫ブームで」
ジェントル「カワイイ。よく見せてもらってもいいですか?」
アサミ「はい」
その時だった。彼は私の手をキュッと持って、自分の顔に近づけた。手と手が触れた瞬間、ものすごく脈がはやくなったのだ。
このエッセイが書籍に!明日、発売!
お話の途中ですが!
いつも読んでくださっているみなさんのおかげで、ついに「40代編集長の婚活記」が一冊の本になりました。紆余曲折している40代の婚活記事からかなり加筆修正しました。冒頭や最後の章は未公開の完全に書き下ろしです。
執筆中もいろんなことがあって、実は涙を流しながら書いた部分も……(苦笑)。筆者はどの部分で泣いていたのか? ぜひ妄想してください。2018年12月13日発売。ある意味、私の第2の誕生日かも。。。
『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』
男性に手を触れられるなんていつ以来?
話をもとに戻そう。
男性に手を触れられるなんていつ以来だろう?
偶然ぶつかったとは別として……もう7年くらい前になるのか。仕事で会ったクリエイターさんとデートした帰りのタクシーの中で手をギュッとされたとき以来だ。あとで彼は既婚者だったことがわかったから、結局それで終わりにしたけれど。
それはさておき。
ジェントルさんが私の手を触れたのは「持った」みたいなものだ。よく見えないネイルを近づけて見るために持った感じ。
私の手を持ったジェントルさんは
だからなのだろう、ジェントルさんは涼しい顔をして私の手を持ってネイルを眺めている。私の心は完全に真逆だ。ドキドキしている。顔が熱い。赤くなってやしないだろうか。
ジェントル「すごいですね。こんな小さなところにアートが描ける。このデザインはアサミさんが考えたのですか?」
アサミ「ネコのアートがしたいとリクエストはしましたけど、アートのデザインはネイリストさんがしてくれて」
ジェントル「配色もキレイ。色はどうやって決めたんですか?」
アサミ「こういうカラーを使いたいと伝えたら、ネイリストさんがいくつか色を提案してくれたので、その中から選びました」
ジェントル「とても繊細なお仕事。センスのいい人ですね」
半年前を思い出す
ひとしきりネイルアートをほめたあと、「ありがとう」と言って私の手をテーブルに戻してくれたジェントルさん。
……ドキドキして損した。
この会話の流れ、ジェントルさんはただ単にアートをじっくり観察したかっただけじゃない。やっぱり手に触れたんじゃなくて「持った」ってことかしら。
そして思い出してしまった。男性と手が触れあったのは7年前のクリエイターさん以来じゃない。そうだ、半年前に偶然バーで会ったロンドンくん。
私の手をやたら触ってきたロンドンくんはゲイだった。思い出した、ゲイってスキンシップがわりと多いんだ!
ジェントルさんのアート作品
ゲイ疑惑はますます濃厚になるばかり。
今日のデート、ジェントルさんはどういう意図で誘ってきたんだろう。そんなことを思いながら、運ばれてきたランチを食べていた。
食事をしながらの会話は、お互いの仕事のことが中心になった。
いままでのキャリア、現在の仕事。アーティストである彼の作品を、いくつか見せてくれた。
ステキだった。
私はアートについて詳しいわけじゃないけれど、その作品からはやさしさと繊細さを感じた。男性的な作品というより、どちらかというと女性的。あ、やっぱりソッチか。
デートの会話ってこんな感じ?
ゲイとかバイとか、そうじゃないとか、どうでもいいかもしれない。
こんな素敵な作品を作っていて、アートを仕事としていて、グローバルに仕事をしている彼の話を聞いていたらとても刺激を受けた。なおかつ、ジェントルさんは女性の社会進出についてとても大切だと語る。
ジェントル「アサミさんは自立して、キャリアを積んで、編集長になって。すばらしいです」
アサミ「ありがとうございます」
ジェントル「これからさらにステップアップすることを期待しています。日本はもっとこういう女性を活躍させなくてはと思います」
アサミ「いや、そんな…。私はいまの立場をありがたく思っているので」
とても女性を応援してくれるジェントルさん。レディファーストでありつつ、フェミニストなのかな。しかし会話の内容、面白いしためになるし楽しいんだけど、やっぱりそこはかとなく漂うデートっぽくない感。
ランチを終えて次はどうする?
ランチを終えて店を出た。このあとどうしよう。ジェントルさんはどうするつもりなんだろう。
ジェントル「このあと銀座にでもいかがですか?」
アサミ「あ、はい」
なぜ銀座? ここからそれほど近くはない。まぁ、いいけれど。
ジェントル「実はごめんなさい。ちょっとだけ僕、仕事で会わなきゃいけない人がいて」
ん? お仕事? じゃ一瞬どこかで待ってる的な? 2回目デートなのに謎の状況。やっぱりデートっていう感覚じゃなくて、お友達だからか。
さらに謎の様相を呈する2回目デート
ジェントル「午後2時に銀座なんです。いまから移動してちょうどいいくらいだから、一緒に来ていただけますか?」
アサミ「えっ?」
どういうこと? デートの途中に仕事? 一緒に行く? なんで?
ジェントル「すぐ終わります。30分くらいですから」
アサミ「え、あ、はい…」
なに、なに、なに、どういうこと⁉ 仕事の打ち合わせに一緒に行く? 相手の人も困らない?? 私はどういう立場??? そこにいるのはおかしくない????
謎すぎるデートプラン(?)の提案に、とまどいながらも電車で銀座へ向かうのだった……。
【2回目デートで途中に仕事を入れる? しかも一緒にって? 私ってどういう立場? 来週12月19日(水)17時をお楽しみに!】
☆「40代編集長の婚活記」がついに書籍化! 12月13日発売です☆
『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』
著者:浅見悦子
単行本: 288ページ
出版社: 小学館
ISBN-10: 4093886601
ISBN-13: 978-4093886604
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