2018年40代が買ってよかったもの・買わなきゃよかったもの3選
OTONA SALONE / 2018年12月18日 11時30分
2018年はどんな一年だったでしょうか。良いこともあれば、悪いこともあり、禍福はあざなえる縄のごとし…。
お買い物も同様に、買ってよかったと満足できるものもあれば、買わなきゃよかった、何で買ってしまったんだろう、と後悔するものもあったのではないでしょうか。
今回は、今年一年を振り返って、買ってよかったものと買わなきゃよかったものを、マネー相談などで伺ったお話をもとにまとめました。
買ってよかったもの
1・お掃除ロボット 5万円 (48歳、金融会社勤務)
仕事が忙しいと、家事はつい後回しになりがちです。家事へのしわ寄せが大きくなると、暮らしのベースがいつもと変わってしまい、探し物が増えるなど効率が悪くなり、そうすると仕事に集中できず、と悪循環におちいってしまうことも。
そんな事態を避けるため、家事を省力化することは決して手抜きや怠けといったものではありません。お掃除ロボットは安いものも出ていますが、思い切って高機能のものにしました。
お掃除ロボットが床掃除をしている間、料理をしたり、アイロンがけをしたりして、時間を有効活用できるので、今では家事を一緒に担う相棒のようなもの、だそうです。
2・家族旅行 50万円 (49歳、デパート勤務)
結婚記念日に、家族旅行に行きました。結婚して20年の節目の年だったので、長期休暇をとり、1週間の九州旅行を満喫しました。記念なら結婚25年の銀婚式が本来、と思いつつ、一人息子の大学受験の年と重なるので、20年目に家族旅行をすることにしたのです。
家族旅行は数年前から計画的に資金を貯めつつ、どこに行って何をするかなども家族でよく話し、それが旅行と同じくらい楽しい思い出になったということでした。
また、目的を持つと節約も苦にならず、貯蓄もできる、ということが経験として分かったことも良かったようです。これから、息子の進学、自分達夫婦の老後など、必要な資金を貯めることにも自信ができたとのことでした。
3・マンション 3200万円 (41歳、看護師)
独身で実家暮らしなのですが、駅の近くの2LDKマンションを購入しました。実家は古い作りなので段差も多いし、冬は浴室やトイレが寒く、両親が高齢になってくると心配な点がいくつもあります。しかし、リフォームするとなると、両親との意見の違いや費用の点で難しく、それならばいっそ自分がマンションを購入しようと思い立ったそうです。
エレベーター付きのマンションなら、両親の足腰が悪くなっても住みやすいので引っ越してもいいし、もちろん自分が一人ぐらしをしてもいい、賃貸に出して家賃収入を得てもいい。
将来の住まいに関する心配が解消されて、とてもいい買物だった、と満足しています。現在は、賃貸に出して家賃収入から住宅ローンを返済しています。
買わなきゃ良かったもの
1・着なかった服や靴 5000円~ (45歳、自営業 他多数)
服や靴はタンスに数多くあるのに、なぜか今日着る服がない、合わせる靴がない、という経験は多くの人が持っているでしょう。そのため、また買うことになりますが、無計画に買ってしまうと失敗を重ねるばかりです。
特に、バーゲンなどで安くなっているととりあえず買ってしまい、手持ちの服とのバランスはとれないことにもなりがちです。年末年始はバーゲンや福袋が多く、お財布の紐がゆるくなりやすい時期なので、注意したいですね。
2・夫が通販で買った料理本 5500円 (42歳、教員)
レシピサイトもいいけれど、インターネットは自分の興味のあるワードで検索をしていくので、「考えてもいなかったようなもの」は、なかなか見つけることが難しいチャネルです。その点、本はページをめくっていると新たな発見があり、マンネリになりがちな料理にはいいツールです。
確かにそうなのですが、夫が通販で買った料理本はマニアックで通好み、しかも高額な上に、料理を作ってはみたものの出来ばえはいまひとつ。レシピがマニアック過ぎたのか、夫の腕が未熟なのか分からずじまい。
マニアな料理より、お味噌汁と卵焼きを普通に作ってほしいと思ったそうです。
3・英会話の教材 3万5000円 (38歳、商社勤務)
仕事にも生かせるので、TOEICスコア800点を目標にかかげ、英会話の教材を買って意気込んでいたのですが、日々の仕事が忙しくなかなか手がつけられず、目標の800点には及びませんでした。来年は強制的に勉強ができるよう、英会話教室に申し込もうと思っているそうです。
まずは、日常の仕事管理をして予想外の残業を少なくする必要があるでしょう。そして、ぜひ頑張って目標を達成して欲しいですね。
聞いてみると、みなさん買物には成功もしていますが、失敗も案外多いものですね。何事も失敗はつきもの。失敗からはさまざまな気づきがあるでしょう。
2019年はさらにいい年に、小さく失敗して大きく成功する一年にしていきましょう。
ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録FPパートナー
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