決意は突然訪れる。年下男子が別れた40代独女に「復縁を申し込みたくなる瞬間」
OTONA SALONE / 2019年1月3日 17時30分
別れた女性のことをいつまでも忘れられない男性。
関係が終わったときは「これで楽になれる」と思っていたのに、時間が経てば経つほど愛しさばかり募ってしまう。
よりを戻したいと思っても、年下男子の場合は男らしさや年齢のことを気にしてなかなか勇気を出せませんが、それでも「まだ好きだって言いたい!」瞬間はいつか訪れます。
復縁を申し込みたくなるタイミングは何だったのか、お話します。
「卑屈な自分」を卒業したい
「僕のほうから好きになって、1年ほどお付き合いした年上の女性がいました。
明るくて人懐っこい性格で、いつも誰かと楽しそうにしゃべっていて、逆に僕は引っ込み思案な性格だから、そんな彼女と付き合えたことが嬉しくてたまらなかった。
でも、人気者の彼女は寄ってくる男性が多くて、僕よりステータスが高い人とか話が上手い人とか見るとコンプレックスを感じて苦しくなることが多かったです。
勝手に疎外感みたいなものを覚えてしまって、『僕なんかよりあの人のほうが良くない?』なんて言っていたら、彼女のほうから
『あなたといてもつらくなるから』
と別れを言われました。
そのときは、ああ、やっぱり僕なんてダメなんだ、とどこかで納得したけど、共通の友人から、彼女が
『彼のことは好きだけど、卑屈になる姿を見るのが悲しくて』
と話していたのを聞き、僕がほかの男より劣っているせいじゃなかったんだ、と気がついて。
その年のクリスマス、彼女が『今年はぼっちだよ~』と冗談っぽく話しているのを聞いて、今しかないと改めて告白しました。
自分に自信がなくて嫌なことばかり言っていたことを謝って、『これからはふたりの付き合いを大事にする』、と言うと前のような笑顔で『ありがとう』と頷いてくれました。
誰よりも彼女を愛せる自分になれるよう、努力を続けています」(37歳/警備)
★ 年上の彼女と付き合うと、「釣り合わない」とか「ほかにいい人が出てきそう」とか、自信のなさから卑屈になってしまう男性もいるでしょう。
ですが、そんな姿こそ女性を悲しませるもの。「そうじゃない」と言っても、男性の問題であればどうすることもできません。
潔く別れを選んだ女性は、「これ以上はお互いにとって良いお付き合いができない」と判断したのではないでしょうか。
そのことに気がつけたこの男性は、自分を変えることを決意しました。
何よりもまず自分を愛することで、好きな女性とも幸せな交際ができるといえます。
「ほかの人に笑いかけないで」と思ってしまった
「違う部署で働いているアラフォーの女性を好きになり、アプローチを繰り返して何とか付き合えるようになりました。
俺は、恋愛は自分でリードしていきたいタイプで、彼女もおとなしい性格でよく話を聞いてくれる可愛い女性。うまくいっていると思っていました。
社内で親しくしている男がいないのも良かった。
俺の分までお弁当を作ってきてくれたり、デートになると俺の好きな服を着てくれたり、幸せでした。
でも、ある日彼女から突然
『窮屈なお付き合いは無理』
と言われて。
話を聞いたら、俺の都合よく扱われているようでつらかったそうです。
確かに、デートは俺が全部決めていたし彼女が『今日はゆっくりしたい』って言った日も無理にベッドに誘ったりしたことは反省するけど、だからって別れる?
頭に血がのぼって『もういい!』と連絡先をすべてブロックして、しばらくは無駄な時間を過ごしたなとイライラしていました。
どうせ彼女のほうもまたひとりぼっちの寂しい生活に戻ったんだろうな、なんて思っていて。
が、その年の忘年会、会場で見かけた彼女は俺と付き合っていた頃よりずっと綺麗になっていて、男と楽しそうに笑っていました。
その笑顔は、俺が彼女を好きだと自覚したときと同じもの。
『ほかの男に笑いかけないで』と思ってしまい、そのとき初めて俺の身勝手さを振り返りました。
今さら『やり直してほしい』なんて男らしくない、とわかっていても、言わないほうがこれからもずっと後悔する。
そう覚悟を決めて、年が明けて仕事が落ち着きはじめた頃に、俺のほうから『あのときは自分勝手だった。本当にごめん』と謝りました。
彼女は、
『私のことが好きなのは伝わるし、嬉しかったけど、大事にしてほしかったの』
と話してくれて、改めて一から関係をやり直すことにしました。
仲のいい友人から『”彼女のことを好きな自分”を行動する前によく考えろ』とアドバイスをもらい、ひとりよがりなことはしないように気をつけています」(41歳/デザイナー)
★ 「リードする」ことと、「何でも自分の思い通りにする」ことは違います。
彼女が何も言わずに従ってくれるからって、それで満足しているとは限りません。
フラれたことにカッとなっても、結局は歩み寄ろうとしなかった自分にも非があります。
その過ちに気がついたとき、この男性はもう一度彼女と過ごしたいと心から思いました。
「やり直したい」と言うのは本当に勇気がいることですが、その覚悟がこれからのお付き合いをより幸せなものにしてくれると良いなと思います。
別れはいつだってつらいもの。
ですが、終わった後で大切な存在だったと気がつくことはよくあります。
そのとき、自分の間違いを認めることができるかどうか。
相手が年上の女性であっても、臆せず心を開ける男性が、幸せなお付き合いを手にできるといえますね。
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