「ほめる」「〇〇を上げる」人間関係が3倍よくなるニューヨーカーの習慣
OTONA SALONE / 2019年3月10日 20時0分
とにかくほめ上手なニューヨーカー。道行くオジサンでさえ「Hi,Gorgeous!」とか「Nice smile!」とかどうでもいいことまで褒めてくれるからうれしい。ま、いい天気だね、くらいの気軽な挨拶なんだけれど、それでも女子扱いされたようで気分は上がります。そうなんですよ。これはNYのコミュニケーション術全般に言えること。いいと思ったことはすぐ口にしちゃうんですね、ニューヨーカーって。
【間庭典子のSINGLE AND THE CITY#2】
ニューヨーカーのほめ殺しで、ゆるぎない自信を手に入れる!
滞在した友人宅の13歳の女の子(NYのJCですよ、JC!)と一緒にギャル気分でお買い物をしてた時のこと。ご近所のお気に入りのお店を案内する2時間程度のツアーを組んでくれ、向こうの中学生女子に人気のショップやカフェに案内してくれたんです。「Maniwaにはターコイズブルーが似合うと思うよ」「こっちのファンデのテキスチャーだと肌がさらにキレイに見えるね」と毎回、ポジティブな意見をくれる。不思議なもんでなんだかあれもこれも似合う、と肯定されるとほめられているような気になってくんですよ。
これか! ニューヨーカーたちの、あの揺らぎのない自信の根拠は。日常でこんなにポジティブな言葉に囲まれていれば、そりゃ「私ってイケてる」って思えるよね。今まで友人と買い物に行っても「これとこれ、どっちがいい?」「これって太って見えるかな?」と2者択一や消去法でしか会話をしていなかった気が。そんなに手放しで相手を褒めるような習慣は日本人にはないし、謙虚が度を越し、自虐コメントを重ねちゃう。
それどころか自意識過剰すぎて私の場合「可愛くなろうと努力する」ことすら恥ずかしく、中学時代から今のいままで、美容には興味がないフリしてた! でも向こうのJCたちはすっごくポジティブ。おっきなHipだってそばかすだってチャームポイント。「私は肌がきれいだから」「足首が細いから」と堂々と誇っちゃう。で、そこを伸ばしアピールする努力を最大限に活かすんです。確かに探せば1つか2つくらい自慢できるポイントってあるもの。そこがいいと思ったらとにかく自分を信じる。そんな「盲目力」ともいうべき信念が自信につながり、内から輝かせるのかもしれません。
友人同士のほめ合戦で、ポジティブの連鎖が生まれるはず
ちょっとした日常生活だって褒められる機会がとにかく多い。例えば買い物に行って6ドル27セントをきっかりお釣りなしに出したとき。「Perfect!」と受け取った店員さん。こんなことで完璧!と称賛されるなんて。この「Perfect!」もまた魔法の呪文で、仕事の場でも、アポの時間を決めたとき、校正で店舗情報を確認したとき、ちょっとした当たり前な「いいね」の瞬間に「!」付きで言われたりします。
「OK」と言われるか「Perfect!」「Great!」「Fantastic!」と褒められるか、かなり印象が違うもの。この大げさくらいの表現が心地いいので、私もしょうもないことにも「Perfect!」を使うようにしています。ウソはつけないけれどいいなと思ったことは口に出して大げさなくらい褒める。いいなと思ったらその感想を相手に伝える。やたらめったら褒められるようになって、自分も自然にそうできるようになりました。
心にもないことを言うのははばかれるけれど、盛るのはあり! いきなり褒めるのが難しかったら、まずは「I like your bag」とか「What’s a Beautiful shoes!」とか持ち物から褒めてみては? 言われるとわかるのですが、そのデザイン好きなんて言われると間接的なのにセンスを褒められたような錯覚が。そのアイテムを身に着けると自信がわいてくるんです。
口角を上げる習慣がアンチエイジングにつながれば万々歳!
不思議なもので褒められ続けるともっと褒められたくなって、毎日のメイクやコーデにも気合が入ってきます。もう仲間内で褒め合戦でもいいじゃないですか。なんか1個でもいいとこ見つけて言葉にして伝える。そうすると第一印象でどこに目が行くのか、客観的に観察できるようになるし、自分も褒められる「ネタ」を身に着けようと考える。そんな積み重ねが「なんかいい感じの人」になれる一歩かもしれないですし。SUBWAYで向かいに座っただけでもにっこり。すれ違う誰かにドアを抑えてもらっただけで「Thanks」と笑顔。そんな習慣がつくと口角があがるんです。
そう! ニューヨーカーは老いも若いも目が合うとみんな笑顔だった! そういえば自分も東京に拠点を移したばっかりだった時に、知らない人と目が合うとつい今までの習慣でにっこりしちゃって、その相手に「え? え? 誰? 自分???」みたいな感じで怪訝な顔されたりしたっけ。いいじゃないですか。ちょっと変な人になったって。口角が上がれば間違いなくアンチエイジング効果があるはず。実際、眉間にしわ寄せて、口角が下がった「素」の表情がガラスに映り、ぎょっとしたことがありました。タレントさんが常に見られることできれいになるように、隙あらば笑いかけるぞ、人を褒めるぞ、くらいの心意気でいたほうが老け込まないはず! 今さら失うものなんてない40代。この際、アンチエイジング目的とわりきってみては? そのついでに自信や出逢いがついてきたら万々歳ではないですか。
≪フリーエディター&ライター 間庭典子さんの他の記事をチェック!≫
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