気になるからだの「におい」の強さを「見える化」! タニタから“においチェッカー”登場

OVO [オーヴォ] / 2018年6月20日 11時8分

ポケットに入るコンパクトサイズのES-100。写真下はセンサー部を横に回転させて伸ばした使用時。

 「父の日のプレゼントにしたかった! あと1カ月早く発売してほしかった!」 女性のそんな叫びが日本中で巻き起こりそうな、画期的な製品が登場した。アルコールチェッカーや口臭チェッカーを発売してきたタニタ(東京)が7月1日に発売するのは、においチェッカー「ES-100」だ。この製品は、センサーをからだの気になる部位に当てるだけで、体臭や加齢臭、強すぎる香水臭などの「におい」をセルフチェックできる便利な機器。測定した「におい」の強さをレベル0からレベル10まで11段階で表示し、「におい」を見える化するすぐれものなのだ。これさえあれば、「におい」を注意してもどこ吹く風の夫や父親に、客観的なデータで「NO!」を突きつけられるというわけである。もちろん、ふだんから自分の体臭が気になる人や香水のつけすぎを心配している人にも役立つ、エチケットアイテムでもある。においも身だしなみのひとつなのだ。

 そもそも体臭とは何だろう。東海大学理学部化学科の関根嘉香(せきね・よしか)教授に教えていただこう。


「においチェッカー」の商品体験会で講演する東海大学理学部化学科の関根嘉香 教授。

 「カラダの『におい』の元は皮膚から出るガスです。汗や皮脂にはもともと『におい』はほとんどありませんが、皮膚の常在菌や紫外線によって皮膚ガスが発生します。また、血液から直接、あるいは汗腺を経由してもガスが発生します。首まわり、頭部、脇、足の裏など汗腺や皮脂腺の多い場所や、血管が皮膚に近い場所から『におい』は多く発生しています。代表的なものとしては、中高年特有の特に男性に多い『加齢臭』、30代~40代男性に顕著な『ミドル脂臭』、筋肉の疲れやストレスが原因の『疲労臭』、汗の成分が原因となるすっぱいにおいの『汗臭』があります」


ES-100の使用例。

 においの原因となる成分は数百種類あるといわれているが、においチェッカーは、汗に含まれる成分を代表的な「におい物質」として選定し、独自のアルゴリズムを用いて各におい成分を推定。それにより「におい」の強さをレベル表示することに成功している。ただし、においは極めて主観的なものなので、このチェッカーは良いにおい嫌なにおいの判別はできない。あくまでも「におい」の強さを計るための機器なのだ。


ES-100の使用例。

 使い方は簡単だ。機器の上半分をずらすと180度回転して測定部分が腕のように少しだけ伸びる。それと同時に電源が自動的に入り、「スタート」の表示が出たら、においを計りたいところから1cm程度まで近づける。約10秒間待つと測定が終わり、数字が0~10まで11段階で表示される。体のにおいは出て当たり前。しかしレベル5を超えると他人に不快な気分を与える可能性がある。そこで自分のにおいを計って5を超えたら要注意だ。

 カラダの「におい」というと男性ばかりが責められがちだが、女性も香水などのつけすぎに気をつけてほしいと語るのは、NPO法人日本サービスマナー協会講師の森良子(もり・りょうこ)さん。


「においチェッカー」の商品体験会で講演するNPO法人日本サービスマナー協会講師の森良子さん。

 「人と会うときに大切にしてほしいのが第一印象。第一印象は人の評価に後々まで影響を与えますし、あとからは変えづらいもの。もちろん服装や表情といった視覚的な印象や、話し方、声のトーンといった聴覚が受けとる印象は影響力が大きいんですが、においからくる不快感は自分では気付きにくいだけに、より注意が必要です。客観的ににおいの強さを計れるにおいチェッカーを活用して第一印象アップにつなげていただきたいですね」

 人は他人のにおいには敏感だが、自分のにおいには鈍感という特性がある。最近は柔軟剤による「香害」も叫ばれるようになってきた。自分では気にしていなくても、他人に不快な思いをさせていたということがないよう、自分のにおいの強さを客観的に知ることができるこのチェッカーを、一家に一台備えておいてもいいかもしれない。価格はオープンで、市場想定価格は1万2,800円(税別)。家電量販店やインターネット通販で入手が可能だ。


ブルーチーズのにおいを測定したところ、要注意の「レベル5」を示した。

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