再エネに特化した電力プランを開始 10月1日からふくしま新電力

OVO [オーヴォ] / 2020年9月30日 8時15分

再エネに特化した電力プランを開始 10月1日からふくしま新電力

 福島県内でエネルギー関連企業を持つアポログループのふくしま新電力(福島市)は、再生可能エネルギーで発電することにより、利用者が電気を使用した際に二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすことができる新プランを10月1日から導入する。

 東日本大震災で東京電力福島第1原発の事故が発生したことを受け、太陽光や水力などで発電した再生可能エネルギーが注目されている。事故の地元である福島県内の電気利用者からも「環境に配慮した電力を選びたい」「CO2を削減したい」といった要望が増え、再エネ需要が高まっているという。

 新プランは、再生可能エネルギーの比率が選べる「ふくしま再エネ50」(再エネ比率50%)と、「ふくしま再エネ100」(再エネ比率100%)。契約できるのは福島県内の住宅や中小商店などが中心。再エネ契約は、通常の電気料金よりやや割高になるというが、ふくしま新電力は「再エネ100は東北電力と同等、再エネ50は割安な価格設定だ」としている。

 また、太陽光発電の固定価格買い取り期間が終了した一般家庭で、余った電気を買い取るサービスも10月1日から開始。家庭用太陽光で発電した電気は10年間高い価格で買い取る制度があるが、2019年11月以降は10年の期間を終了した家庭は、自宅で使用するか、安い価格で電力会社に買い取ってもらうことになる。

 ふくしま新電力は1キロワット時当たり10円(税込み)で買い取るといい、価格買い取りは東北電力より高く、3年間は固定価格なのが利点だとしている。

 ふくしま新電力は2015年3月に設立。グループのアポロガスが太陽光発電所を持つなどクリーンエネルギーの供給を強化している。

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