ジャズ界注目のピアニスト平倉初音さんがニューアルバム 全曲オリジナルの意欲作

　日本ジャズの新たなプラットフォームDays of Delight(ファウンダー＆プロデューサー：平野暁臣氏)が、日本のジャズシーンで大きな注目を集める若手実力派ピアニスト平倉初音さんのニューアルバム『Moon and Venus』を5月30日に発売する。

　平倉さんは4歳からピアノを始め、小学生の頃にはバンドを組んで多くのイベントに出演。2013年に神戸ネクストジャズ・コンペティションで、て最年少で決勝ライブに出場した。同年からピアニストの大西順子氏に師事。2016年夏にBerklee jazz workshopに参加し学費全額免除を獲得。同奨学金でバークリー音楽大学へ進学した。2019年4月にRalph Petersonとベルン国際ジャズフェスティバルに出演、同年5月にはサックス奏者Melissa Aldana氏とボストン、ニューヨークなど各地での演奏を果たした。2020年帰国し、活動拠点を東京に移すと、2022年にデビュー作「Tears」を、2023年にはDays of Delightから「Wheel of Time」をリリース。若手実力派ピアニストとして大きな注目を集めている。

　本作は、平倉さんの真骨頂である群を抜くスイング感とドライブ感に満ちたピアノトリオ作品で、須川崇志さん(ベース)、山田玲さん(ドラムス)というトッププレーヤーを迎えて全曲オリジナルで臨んだ意欲作。収録曲は、表題曲の「Days of Delight」をはじめとした全9曲。価格は2750円(税込み)。