もののあはれと日本の発見 日本思想史の知の巨人に挑んだ一冊
OVO [オーヴォ] / 2024年5月23日 10時30分
18世紀半ばの時代の変わり目に、この国オリジナルの思想を生みだした本居宣長。中国伝来でも、西洋由来のいずれでもない日本ならではの倫理学を改めて見直す『本居宣長 「もののあはれ」と「日本」の発見』(新潮社、税込み2090円)が発売された。著者は、日本思想史を専門とする先崎彰容(せんざき・あきなか)氏。
宣長らが作りあげた日本の倫理学・国学は、幕末から明治、昭和の戦中期にかけて隆盛を誇った。一方、戦後は一転して、神国思想につながったとして批判されることもあった。東西対立が深まる時代の転換期、日本とは何か、日本人とは何かを考えるために避けて通れない「知の巨人」に挑む一冊。先崎氏は、「本書は、賛否両論ある本居宣長という思想家の前半生をよみがえらせようとする試み」としている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
花田紀凱 天下の暴論プラス 買うべきか、買わざるべきか…心動く「本居宣長の木製栞」 「古書目録」を眺める楽しさ
zakzak by夕刊フジ / 2024年6月20日 15時30分
-
売り上げ重視の出版業界と、作法が厳しい学問の世界は、どちらが「自由」なのか?
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月19日 11時0分
-
日本の真の歴史を紐解く感動の國學塾「赤塚國學塾オンライン」が赤塚高仁により5月1日からスタート!
PR TIMES / 2024年6月13日 10時45分
-
「立花隆は苦手だった」...それでも「知の巨人」を描く決心をしたのはなぜだったのか?
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月7日 9時8分
-
日本思想史を変えた知の巨人・本居宣長に迫る!現代を代表する論客・先崎彰容氏による渾身の長編評論
IGNITE / 2024年5月27日 10時30分
ランキング
-
1ローソン「富士山」騒動現状報告 “バスツアー”4社に取り下げ要請も「掲載が継続」、警備配備も【対応一覧】
ORICON NEWS / 2024年6月20日 22時46分
-
2「ジャンプ式折り畳み傘」の取り扱いに注意 手元が飛び出し大けがの事例も
オトナンサー / 2024年6月20日 23時10分
-
3“優先席で席を譲らない40代女性”にブチ切れた女子高生「非常識じゃないですか?」その後女性は…
日刊SPA! / 2024年6月21日 8時53分
-
4「芸名ですか?と聞かれますが、本名です」あまりにも長いお名前に「貴族っぽい」「綺麗すぎますね」
まいどなニュース / 2024年6月18日 12時10分
-
5あなたが考える「信頼できない女性政治家」ランキング。元おニャン子・元SPEED議員も当然のワースト入り
女子SPA! / 2024年6月21日 8時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)