真夏に天然雪で遊ぶ！ 恒例の『ららぽーと海⽼名 presents 雪でアソビナ』を7月27日に開催

　今年も真夏の海老名に天然雪がやってくる！　MoVe（東京）が企画・運営するイベント『ららぽーと海老名 presents 雪でアソビナ』の開催が7月27日に決定した。三井ショッピングパーク「ららぽーと海老名」に隣接する神奈川県海老名駅西口中心広場に新潟県長岡市山古志から約50tもの天然雪を運び込み、子どもたちに雪に触れて楽しんでもらうという恒例のイベントで、今年で10年を迎える。

　山古志は豪雪地域。冬のうちに1カ所に集めた雪を、適切な量のウッドチップをかけることで電力を使わずに長期間保存。古来からの知恵と現代の技術を用いて保管されたその雪には凍結防止剤などが混じっていないため、子どもが安心して遊ぶことができる。その上、これまで雪国で捨てられていた雪が、資源として多くの人を喜ばせるのだ。日本は本来、国土の50%以上が豪雪地域に指定されている雪国で、しかもウインタースポーツをするのに最適な雪質なので、外国のスノーフリークの人々からはJAPOWと呼ばれ、多くの外国人観光客が日本のスノーリゾートを訪れるほど。しかし、昨今は気候変動などの影響から、特に首都圏の人には雪は珍しいものになってしまっている。

　イベントでは、広場で天然雪に触れられるだけでなく、ソリ用のゲレンデとして特設のスロープが設けられ、ソリ遊びを安全に楽しむことができる。また、ブースエリアには協賛企業各社と、ららぽーと海老名の出店店舗のブースが並び、商品の体験コーナーやワークショップ、ウインターリゾートのプロモーション、抽選会などが展開される。開催時間は10時～16時で荒天中止。入場は無料。真夏に天然雪で遊ぶという雪国でも味わえない貴重でエコな体験を、ぜひ家族で！