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海が好きな人は減っている?増えている? 小学生は行きたいと思っているのに実際は

OVO [オーヴォ] / 2024年7月12日 16時20分

海に関する意識調査の結果を発表する日本財団常務理事の海野光行氏

 四方を海に囲まれて生活している日本人は海が好き?好きじゃない? 毎年これから海水浴シーズンになるが、前に比べて海水浴に行く人が減ったかもしれない。日本財団(東京)は、7月15日の「海の日」を前に、海に関する意識調査を実施。この調査は、2017年から2年に一度実施しており、4回目の調査となる今年は初の小学生親子調査も行った。

 本調査は、日本国内に居住する15歳〜69歳の男女1万1600人を対象に5月10日~14日に実施。小学生親子調査小学生(男女)とその親合計 2000組を対象の調査は、5月10日~13日に行った。

 調査によると、「海は大切な存在だ」と回答した人は69%で、2019年の75%、2022年の72%から、調査回数を重ねるごとにジリジリと減ってきた格好。また、「海が好きだ」としている人は44%で、こちらも毎回減少する傾向にある。

 一方、普段の行動や考えとして「なるべく時間を効率的に使いたい」と考える人が7割となる中、余暇の過ごし方で「海に行く」と回答した人は22位で全体の7%に過ぎない。現代人にとって海が余暇の対象になっていない様子だ。

 初めて行った親子調査では、子どもには「海に行きたい」という海への高いニーズがあることがわかった。75%の小学生が海に「行きたい」としており、全世代の59%、高校生の68%に比べても高くなっている。もっとも、直近1年間で1日以上海に行った小学生は60%で、40%は「1日も行っていない」という結果に。「海に行きたい」という願いに対して、現実は追いついていないようだ。子育て世代である20代、30代の海への意識は低く、それが子どもに影響しているのかもしれない。

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