針と糸で花のブローチ 衣装展開催中の新国立劇場でワークショップ

　東京の新国立劇場では、この春から初台アート・ロフト衣装展「針と糸で繋ぐ未来への扉」が開催されている。この展示を手掛けたクリエーティブチームが7月21、31日に針と糸を使って花のブローチを作るワークショップ（文化庁）を開催する。

　衣装展示では色鮮やかな花やツタのモチーフが空間を飾っている。約2000枚の花びらと約1500枚のツタの葉は、ストレッチ布地に刺しゅうを施し、針と糸の手仕事により仕上げたものだ。装飾モチーフ、衣装、小道具、植栽が有機的に融合調和し、一つの芸術的空間を創り出している。そこで今回のワークショップは、花びらと葉っぱの刺しゅうがされたオリジナルキットを用いて、針と糸で縫い合わせてお花のブローチを作るという内容。参加費は税、材料キット代込みで2500円（小学生以下の児童2人まで同伴無料）。

　開催時間は両日ともに13時30分～16時30分（約3時間）。申し込みは「針と糸が繋ぐ未来の扉展」ワークショップ7月21日、7月31日ともに専用フォームから受け付けている。定員は各日12人の先着順。

展示用のモチーフ制作風景