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この夏行きたい熊野古道 二大聖地を結ぶ道の世界遺産

OVO [オーヴォ] / 2024年7月13日 11時0分

この夏行きたい熊野古道 二大聖地を結ぶ道の世界遺産

 世界でも珍しい“道”の世界遺産である熊野古道は、この7月で世界遺産登録から20年。三重県は、この夏に行きたい二大聖地を結ぶ祈りの道「熊野古道 伊勢路」周辺の絶景スポットや絶品の味覚を紹介している。8月17日には約1万発の花火が名勝を美しく染める「熊野大花火大会2024」もある。

 熊野古道は、紀伊半島南部にある熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社という熊野三山と、伊勢や大阪・和歌山、高野と吉野を結ぶ古い街道の総称。古くから多くの人々が信仰の対象としてきた。2004年7月にこの三つの霊場とそれらを結ぶ参詣道、そして自然と人の営みが長い時間をかけて形成した文化的景観が、人類共有の財産としてユネスコに認められ、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された。

 観光で訪れる人へのお勧めポイントの一つが、全ての階段を登った人だけが乗れる“象の背中”、便石山(びんしやま)。初心者向けのコースは頂上まで約3時間で長い階段がある。素晴らしい眺めを楽しめるフォトジェニックな場所だ。紀北町と尾鷲市の境界にある馬越峠は、熊野古道 伊勢路の中で随一といわれる石畳が森の中に続いている。澄んだ空気と美しい石畳から、これぞ熊野古道という雰囲気を味わえる。獅子岩(ししいわ)は世界遺産で、天然記念物・名勝。高さ約25m、周囲約210mの奇岩だ。毎年開催される「熊野大花火大会」では、多くのカメラマンが集まる絶好の撮影スポットになる。

 今年の花火は8月17日、場所は七里御浜海岸。海のミルク「的矢かき」や東紀州地域の祝い料理 「さんまずし」、高菜の葉で包んだ「めはりずし」など、楽しめる味も豊富だ。

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