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カブトムシ200匹放し飼い 「大昆虫展」開幕、8月26日まで無休

OVO [オーヴォ] / 2024年7月12日 17時36分

世界最大ヘラクレスオオカブトの特別展示も実施

 実際に昆虫を見て、触れて、楽しもう――。夏休みの人気イベント「大昆虫展inスカイツリータウン」の開幕を翌日に控えた7月12日、会場のスカイツリータウン・ソラマチ5階「スペース634」でオープニングイベントが開かれた。アンバサダーの俳優、哀川翔さんは「カブトムシを飼って50数年。いまだにでかいのを追い求めています」とあいさつ。応援大使を務めるタレントのカブトムシゆかりさんは「生き物の半分以上は昆虫。地球は昆虫の惑星」と訴えた。この日は270組の応募の中から選ばれた25組の親子も参加。8月26日まで無休の45日間に、のべ10万人の来場を見込んでいる。


 今年で10回目となるイベント。恒例の「ふれあいの森」には、今年も約200匹のカブトムシ、クワガタムシが放たれる。展示を監修した国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室長の五箇公一さんは「虫かごなどではない広い空間で、時にはけんかもする虫たちの生き様をじっくり見て、つついたりして感触を味わってほしい」と話した。カブトムシ飼育が趣味でこれまで育てた最大サイズは88ミリという哀川さんは「ここで触って、実際に家でも飼ってほしい」と呼びかけた。


 ほかにも日本の「国蝶(ちょう)」であるオオムラサキの特別展示も実施。世界最大ヘラクレスオオカブトや、事前のアンケート調査で人気の高かった水生昆虫のタガメ、ゲンゴロウも生きた状態で観察できる。世界各地で採集された新種や珍種の昆虫標本も約50箱もある。また、自分で選んだ2種類の昆虫を掛け合わせて新種の昆虫をつくる「ムシモルフォーゼ」というコーナーも用意されている。

 例年、夏休みの自由研究の題材としても役に立っている。昆虫の生態や身体の機能の説明のほ


か、今年は昆虫の多様性と進化や、外来昆虫と環境の関わりに焦点を当てたパネル展示も企画された。五箇さんは「昆虫はいろんな種類がいて、それぞれが環境にとってなくてはならない存在。人間による乱開発で数が減っているが、どうすれば人間と昆虫が仲良く暮らしていけるかということにも思いをはせてほしい」と話した。

 入場料は、平日と前売りが大人(高校生以上)1200円、子ども(3歳以上)800円、親子(大人子ども各1人)1800円。土日祝および8月13~16日は大人1300円、子ども900円、親子2000円。

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