社会人になると友人をつくるのが難しい!? 社会人になってからできる友人の基準とは

　親友と呼べる人をはじめ、仲の良い友人は学生時代からの付き合いが中心という人が多いのではないだろうか。女性同士の友達作りマッチングアプリ『ドートマッチ』を運営するTOKUGAWA（東京）は、「社会人における友人」に関する調査を実施。その結果からも「社会人になって友人を作る難しさ」や「社会人になってからできた友人と何をしているのか」などが明らかになった。インターネットで行われた調査の対象は20代～50代の会社員の男女332人で、調査期間は6月14日～15日。

　最初に「社会人になって友人を作るのが難しいと感じるか」と聞くと、「はい」と答えた人が73.8％と7割以上に達した。その理由としては「適切な距離感がわからない」（54.7％）、「時間がない」（52.7％）、「共通の趣味や話題がない」（47.8％）の順に多い。社会人になると仕事を介して人と出会うケースも多いと思われ、友人を作る上で「適切な距離感」をつかむのに難しさを感じている様子だ。

　「社会人になってから新たにできた友人はどれくらいいるか」と聞くと、「1～5人」（48.2％）が最も多く、次いで「0人」（32.2％）で、なんと約3人に1人は社会人になってから新たな友人が全くできていない結果となった。他方、「社会人になってから新たに友人ができた」人に「友人ができたきっかけ」を質問すると、最も多かったのが「仕事」（66.7％）、次いで「共通の趣味」（41.3％）となった。「社会人として友人に求めることは何か」を問うと「話しやすい」（65.8％）、「価値観が合う」（58.7％）、「信頼できる」（56.0％）、「共通の趣味や話題がある」（52.9％）などの回答が多く、これらが社会人になってからできる友人の基準といえるのかもしれない。