愛称は「ぽてと」に決まり サンシャイン水族館のケープペンギンの赤ちゃん

ペットボトルの氷を抱き枕のようにして気持ちよさそうに寝る「ぽてと」

　

　今年5月19日にふ化したサンシャイン水族館（サンシャインシティ・東京）のケープペンギンの赤ちゃんの愛称が、みんなの投票で「ぽてと」に決まった。都知事選の裏で投じられた来館者7302人の清き一票の結果だ。

　スタッフが考案した「ぽてと」「さつき」「わかば」という3案のうち、最多の3977票を獲得。ジャガイモの収穫時期に生まれ、コロコロとした愛らしい姿が「ぽてと」の由来だ。同水族館 マリンガーデンの「草原のペンギン」水槽で、ふ化からの成長過程を来館者が間近で見ることができるよう展示するという試みの中、すくすくと育ってきた。

　個体識別をするためのリングは「ぽてと」をイメージしたカラーと、兄「おいも」から一色もらって赤・黄色に決定し、「ぽてと」の翼に装着した。ちなみに性別はまだ不明。ペンギンは外見での性別判断が難しく成長後のDNA鑑定が必要だそうだ。成鳥になるのは来夏ごろの予定。まだまだ目が離せない「ぽてと」の成長を確かめに、サンシャイン水族館を訪れてみては。