梅干しの値段はこれから上昇!? 歴史的な不作が価格に影響する可能性が
OVO [オーヴォ] / 2024年7月24日 15時30分
今年は梅が不作で、梅干しの値段が上がりそう! ──というのを知っている? 全国の都市部を中心としたスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する農業総合研究所(和歌山市)がまとめた梅の5月〜6月の販売動向で明らかになった。
調査期間は5月1日〜7月9日で、全国2000店舗以上のスーパーマーケットで展開する「農家の直売所」、産直卸での販売データ、および、生産者へのヒアリングを基に導き出した。
それによると、今年の梅の販売数は歴史的な落ち込みとなっているという。昨年と比べて、5月は56.0%、6月は66.2%の収穫にとどまり、収穫量の減少に伴い価格も上昇! 昨年5月は644円だったのが今年は746円と15.7%アップ、昨年6月は646円だったのが今年は907円と40.4%の上昇率となった。
歴史的不作の原因は暖冬にある。日本最大の梅の産地である和歌山の主力品種・南高梅は自家受粉できず、違う品種の梅の花粉をミツバチに運んでもらい、受粉して初めて実がなる品種だ。今年は暖冬だったため、南高梅は例年より大幅に早く開花したものの、暖冬で他の梅の品種と開花時期がずれて受粉ができなくなったという。さらに、暖冬でカメムシなどの害虫が増加したことも追い打ちをかけた。また、和歌山では3月にひょうが降り、多くの梅が傷つき、売り物にならなくなった。
そして、梅干しへの影響だが、6月の梅干しの価格は昨年とほとんど同じ水準。しかし、梅干しは1年など長期間かけて作られるので、今年の不作が即、価格に反映しないため、これから徐々に価格が上昇する可能性が高い。
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