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恐竜発掘の聖地、北米「バッドランド」に迫る特別展 福井県立恐竜博物館、日本初公開の化石・標本も

OVO [オーヴォ] / 2024年7月30日 23時0分

恐竜発掘の聖地、北米「バッドランド」に迫る特別展 福井県立恐竜博物館、日本初公開の化石・標本も


 福井県立恐竜博物館(勝山市)は、恐竜発掘の聖地で研究の最前線である北米大陸の恐竜をテーマとした特別展「バッドランドの恐竜たち~北アメリカの1億年~」を2024年11月4日まで開催している。23年7月のリニューアル後、初の特別展で「日本初公開となる化石や標本などを多数展示し、最新研究に基づいた北アメリカ大陸の恐竜の姿に迫る」としている。

 特別展は、第1回特別展に次いでカナダ・アルバータ州のロイヤルティレル博物館を取り上げるとともに、北米随一の恐竜化石産地である米ユタ州の恐竜を時代やテーマごとに展示。また、映像などを用いて、良質な化石が数多く眠る「バッドランド」と呼ばれる荒野での発掘調査や、ボーンベッド(骨化石密集層)の迫力を体感できる展示をしているという。

 展示は「巨人たちの大陸」「新時代の幕開け」など四つのゾーンに区分。カナダのティラノサウルス実物頭骨や、日本初公開のアロサウルス・ジムマドセニ頭骨(実物、タイプ標本)、ゴルゴサウルス・リブラトゥス全身骨格産状(実物)といった化石・標本を展示している。

 開場は休館日を除いて通常期は午前9時~午後5時。繁忙期(7月20日~8月18日)は 午前8時30分~午後6時。入場料は一般1800円、高校・大学生1600円、小学・中学生・70歳以上1000円。詳細は特別展特設サイト。

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