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城崎マリンワールドの魚類展示エリア「SeaZoo」がリニューアルオープン 来場者との会話を促すコミュニケーション型展示

OVO [オーヴォ] / 2024年8月4日 11時13分

城崎マリンワールドの魚類展示エリア「SeaZoo」がリニューアルオープン 来場者との会話を促すコミュニケーション型展示

 兵庫県豊岡市にある「城崎マリンワールド」の魚類展示エリア「SeaZoo」が30周年を迎え、このほど一部をリニューアルした。新しく完成した展示「CUBE」のコンセプトは、「もっと、会話のある水族館へ」。生きものや飼育員との会話、20個のキューブ型水槽、イラストやグラフィックボードを通して、共に学びあい、好奇心や新しい発見、自由な発想を促す新たな展示スタイルを目指している。

 来場者同士、来場者と飼育員とのリアルな会話を重視し、来場者が自ら学び生きものに対してより興味が持てるよう工夫。飼育員が来場者に、生きものから学び命を育てた感動を話したり、質問に直接答えたりするなど積極的にコミュニケーション。水槽の周囲には、飼育員の言葉やイラストを掲載したコミュニケーションボードを設置。飼育員の個性や思いを生かし、表現を統一化はせず、それぞれの言葉で自らの気付きや伝えたいことをテキスト化している。

 新設展示の「CUBE」は、ミュージアムの展示手法を取り入れた空間デザイン。20個のキューブ型水槽を主役に、特徴ある生きものを展示。美術館のように情報を絞り、来場者が水槽自体に注目・会話を通して鑑賞できるようにデザインしている。各水槽は生育環境に近づけ、生き物たちの生き生きとした様子や、そこから生まれるドラマやストーリーを見ることができる。

 約10年かかるといわれるズワイガニの繁殖プロジェクトや、豊岡市の「日和山海岸」の海を守るブルーカーボンプロジェクトについても紹介。ラムサール条約に登録された地元の「田結湿地」も生きものと共に再現している。

 プロジェクト担当者は、「日々生きものたちと接する中で得られた学びや感動を飼育員たちの言葉をもって“お話しする”新しいスタイルの展示。20個のキューブを通して、生きものを観察することで生まれる疑問や驚き、喜びを楽しんでもらえたら」としている。

 城崎マリンワールドでは、イルカやアシカのライブショー、自分で釣った魚を調理するアクティビティなども体験できる。営業時間は平日9時30分~16時30分、土日祝9時30分~17時(時期により変更あり)。料金は大人2800円、小人(小・中学生)1400円、幼児(3歳以上)700円。

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