訪日外国人が日本で恐れているものTOP5 怖いのは自然災害だけではない?
OVO [オーヴォ] / 2024年8月19日 15時32分
「南海トラフ巨大地震注意」の臨時情報が発表されたことで不安に思っているのは日本人だけではない。とりわけ地震がない国から観光に訪れた外国人にとって恐ろしいことであるのは確かだ。
今年は訪日外国人数が過去最高のペースで増加しているが、これは日本が安全な国と意識されていることは無関係ではないだろう。しかし、こうした巨大地震をはじめ、海外からの旅行者が恐れていることがいくつかある。FAST TRAIN JAPAN(東京)は訪日外国人が日本を旅行するときの最大の恐れは何なのか、アンケート調査を実施し、調査結果のTOP5を明らかにした。調査期間は7月8日~7月26日で314人が回答した。
訪日外国人が旅行で最も恐れていることのTOP5は以下の通り。
1位:自然災害 31%
2位:病気や事故 30%
3位:詐欺被害と犯罪被害19%
4位:福島第一原発の放射能 11%
5位:野生動物 9%
調査の結果、僅差でトップになったのが自然災害。南海トラフ巨大地震注意で注目される巨大地震や津波、地滑り、台風、火山、洪水など、日本は自然災害が多い。2011年3月11日に起きた東日本大震災が、世界で最も大きな地震の一つとして記録されたが、多くの人が映像を撮影してYouTubeやX(旧Twitter)などで動画を拡散したことも、地震災害の怖さを認識させた。
2番目に多かった病気や事故は、日本では多言語で対応してくれる病院が限られていることが理由か。日本語がわからない外国人にとって、病気や事故に遭った時に不安を感じるのは当然だろう。
一方、治安が良いとされる日本であっても、言語がわからず、日本に慣れていない外国人観光客にとって、いかに治安が良くても犯罪の発生がゼロではない。不安に感じて、「詐欺や犯罪」が3位になっても不思議ではない。
意外だったのは、野生動物と答えた人が少なからずいること。ただ、具体的にどんな野生動物かをみれば納得できる。熊のほか、蛇(マムシ)、スズメバチ(特にオオスズメバチ)、ムカデなどが代表的な例だが、昆虫などの小動物であっても、毒性の強いものであれば──。海外ではあまり見ない種類で、かつ死に至る危険性があるほどの毒性が強い虫の場合は、熊と同じくらい恐怖を感じる生き物となっているようだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
南海トラフ臨時情報、「十分認知」の市町村は2割 内閣府調査
毎日新聞 / 2024年11月26日 19時15分
-
南海トラフ地震臨時情報で都府県4割、市町村6割が「戸惑い」 政府調査で判明
産経ニュース / 2024年11月26日 17時32分
-
市町村「制度認知せず」12%=南海トラフ臨時情報―内閣府調査
時事通信 / 2024年11月26日 17時25分
-
【解説】徹底的な情報規制で“隠された大地震”南海トラフ「昭和東南海地震」から80年
日テレNEWS NNN / 2024年11月25日 19時0分
-
「南海トラフ地震臨時情報」の発表後に「防災グッズ」を用意した人はどのくらいいる? あなたの防災準備は万全?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月4日 4時0分
ランキング
-
1知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
2密室のコックピットで!? 戦闘機パイロット襲った「大トラブル」いまだ完全解決できない切実な課題とは
乗りものニュース / 2024年11月27日 7時42分
-
3斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 10時46分
-
4全国で販売「カシューナッツ」に“鎮痛剤”混入…… 「深くお詫び」 3万5000袋回収、企業が謝罪
ねとらぼ / 2024年11月27日 8時0分
-
5中高生の憧れの髪型1位は意外にもアレ!調査結果で明らかになった理由とは?
マイナビニュース / 2024年11月27日 14時36分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください