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吉川英治の「蜜パン」を1日限定で提供 記念館と船橋屋のコラボで、“英治忌ウィーク”の9月8日に

OVO [オーヴォ] / 2024年8月29日 12時30分

吉川英治の「蜜パン」を1日限定で提供 記念館と船橋屋のコラボで、“英治忌ウィーク”の9月8日に

 文学者が愛した食べものというのは、なぜか趣がある。これを食べながら何を考えていたのだろう、どんな暮らしの中であの作品が生まれたのだろう、ともろもろ思いをはせるからかもしれない。吉川英治が好んだ船橋屋(東京)の黒蜜を使った「蜜パン」を、“英治忌ウィーク”の9月8日に青梅市吉川英治記念館で味わえる。船橋屋とのコラボで、看板商品「元祖くず餅」や英治忌限定の小冊子も数量限定で用意される。

 『宮本武蔵』や『三国志』、『新・平家物語』など、数々の作品を残した吉川英治。執筆に疲れるとパンに黒蜜をぬって食べるのが好きだったそうで、さまざまな蜜を試して最も美味だと選んだのが船橋屋の黒蜜だったという。昭和28年には、吉川英治が船橋屋の看板を揮毫(きごう)、現在は亀戸天神前本店の喫茶室に掲げられている。

 昭和35年5月発行『あまカラ一〇五号』の『舌のすさび』では、船橋屋の蜜で〝蜜パン〟にしていたことに触れている。沖縄産の黒糖をベースに、数種類の糖を独自にブレンドした秘伝の黒蜜。カリッと焼いた香ばしい食パンと、濃厚でコクのある黒蜜が相性抜群だ。1セット税込み300円。

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