日本化学産業が金属リサイクルのプラント建設 EVの使用済み二次電池を再利用
OVO [オーヴォ] / 2024年10月2日 23時0分
金属加工製品の製造販売などを手がける日本化学産業(東京都台東区)はこのほど、福島県いわき市の「いわき四倉中核工業団地」での金属リサイクルのパイロットプラント建設・技術開発について、経済産業省から「重要鉱物の供給確保計画」の認定を受けたと発表した。
プラントは、電気自動車(EV)の使用済み二次電池の金属リサイクルのために、技術実証から事業化に向けた取り組みの一環として建設し、2024年度中に着工、26年3月完成する予定。
同社はこれまでの金属リサイクルに関する技術を活用し、EVの使用済み二次電池に含まれる、ニッケル、コバルト、リチウムといった金属を分離・精製し、再びEV向け電池材料に戻す技術開発に取り組むとしている。
具体的には電池のリサイクルに必要な「ブラックマス」(回収後の電池を粉砕してできる、さまざまな金属が混じった粉体)を生産する。
経産省は9月10日、この実証事業について「重要鉱物の安定供給の確保計画」に認定した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
米ミシガン州のバッテリー関連4施設、エネルギー省から合計3億ドル超の助成金獲得へ(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年9月30日 0時20分
-
世界初、バイオマス混合ガス化CO2分離・回収型酸素吹IGCCの実証試験を開始しました
PR TIMES / 2024年9月26日 16時40分
-
「先進的金属リサイクル事業」に向けた、パイロットプラントの建設を決定。
共同通信PRワイヤー / 2024年9月26日 15時0分
-
SUBARUとパナソニック、蓄電池生産体制の強化へ群馬新工場の準備を本格化
マイナビニュース / 2024年9月10日 13時37分
-
パナソニックとマツダ、車載用電池の安定供給体制構築へ本格的な準備を開始
マイナビニュース / 2024年9月10日 11時6分
ランキング
-
1「晴海フラッグの過剰供給でタワマン暴落」は大ウソだった…日本の専門家が「肝心な時に間違える」本当の理由
プレジデントオンライン / 2024年10月7日 7時15分
-
2消費者とオンラインで開発の日本酒 ラベルも一般公募 酔鯨酒造
食品新聞 / 2024年10月7日 13時25分
-
3経団連、自公を11年連続高評価 裏金は遺憾「政治不信、真摯に」
共同通信 / 2024年10月7日 18時23分
-
4川崎重工、「相次ぐ不正」で業界3位に凋落の危機 防衛の裏金問題と舶用エンジン不正に社長陳謝
東洋経済オンライン / 2024年10月7日 9時0分
-
5本来なら「少年ジャンプ」は土曜日に買えるのに…消費者の利益より業界の都合を死守する出版界の謎ルール
プレジデントオンライン / 2024年10月7日 17時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください