ITエンジニア志望学生の「就職活動実態調査」 新卒で就職した企業に定年まで勤めると考える学生は減少傾向
OVO [オーヴォ] / 2024年10月17日 16時14分
ITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォームを運営するpaiza(東京)は、同社の就職情報サービス「paiza新卒」登録者で2026年度卒業予定のITエンジニア志望学生を対象にアンケートを実施し、「就職活動実態調査(26卒版)」を発表した。
「インターンシップについて」の調査結果によると、本選考に有利になることや早期選考に招待されることを重視していた25年卒業(25卒)の学生に対し、26年卒業(26卒)は、就業型インターンシップへの参加を希望する学生が多くなっている。
「どのような職種を希望するか」については、26卒の学生は、25卒と比較するとSE・PM職以外のさまざまな専門職を志望する傾向が見られるという。また、25卒と26卒を比較するとセキュリティエンジニアの人気が上がってきており、昨今の情報漏洩事故を受けてセキュリティエンジニアのニーズが高まっているという認知が学生の間に広まっているのではないかと、同社は推測している。
「新卒で入社した企業に何年勤務したいか」に対して、「まだわからない・考えていない」という回答が25卒、26卒ともに約4割であった一方で、4~6年以内と回答した割合が25卒、26卒ともにその次に多い結果となった。定年までと回答した学生は25卒が7.5%、26卒に至っては4.4%という結果で、ファーストキャリアで選んだ企業に長く勤めたいと思う学生の少なさが目立ち、転職を見据えて就職する学生の傾向がうかがえる。
「入社後のキャリアステップイメージについて」は、同じ会社で担当するタスクや職域が変わるイメージを持つ学生が一定数いる一方で、転職や独立をイメージしている学生も25卒は4割程度、26卒は3割程度いることがわかった。
同社の本調査から見える全体考察は、ITエンジニアを目指す学生はインターンシップの時点からスキルや実務経験を重視し、25卒と26卒を比較すると、より専門性の高い職種を希望する学生が増えている。そのため企業は、ITエンジニア志望の学生の意向を反映した採用活動や人事制度の整備が、将来の人材を確保する重要なポイントだとしている。
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