キッザニアで衆院選に合わせ模擬選挙を実施 「ゼロ票確認」など実際と同じ作業も体験
OVO [オーヴォ] / 2024年10月29日 16時0分
10月27日に行われた「第50回衆議院議員総選挙」に合わせ、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」(KCJ GROUP・東京)でも選挙が行われた。キッザニア東京(東京都江東区)、キッザニア甲子園(兵庫県西宮市)、キッザニア福岡(福岡県福岡市)では、こども達が比例代表方式で実在の政党に投票する「キッザニア模擬選挙」を10月24日から10月27日まで開催した。
「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」では、2012年から国政選挙の時期に合わせて「キッザニア模擬選挙」を開催sしており、今回で9回目。「キッザニア福岡」では今回が初開催だった。
今回の「キッザニア模擬選挙」では、キッザニア東京、キッザニア甲子園、キッザニア福岡の施設内にそれぞれ投票所を設け、総選挙公示時に存在する政党のポスターや主なマニフェスト、重点政策などを掲示。自治体でも実際に使用している投票箱などを使用して、子どもたちはリアルの投票とほぼ同じ方法で投票した。投票開始前には実際の選挙と同様に、最初の投票者に施錠されていない投票箱の中を見せ、何も入っていないことを確認する「ゼロ票確認」も行ったという。
現実の18歳以上が行う投票とまったく同じ方法で、国会や政党など政治に関わる事柄を学びつつ、記載台で比例代表方式で政党名を記入。その後、一人ずつ投票箱に投票用紙を投函した。投票を体験した子どもたちからは「緊張したけど、実際にやってみたら楽しいのがわかった」「選挙があるときは投票に行きたいと思う。自分の住んでいる国がよくなるとうれしい」などの声が聞かれた。
投票体験をした子どもたち(3~15歳)を対象に「選挙のことをもっと知りたい」「大人になって実際の選挙に行きたい」「リーダーになりたい」の3項目の中から最も共感する選択肢に1人1枚シールを貼る任意のアンケートを取ったところ、「大人になって実際の選挙に行きたい」の回答が46.7%でトップだった。投票できる年齢下限が18歳に引き下げられただけに、子どものうちから実際の投票について学ぶことは、良い企画といえそうだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
テレビが選挙報道をやめた結果「起きた大逆転」 玉木雄一郎氏は「YouTube」をどう使ったのか
東洋経済オンライン / 2024年11月8日 7時30分
-
「キッザニア東京」、無意識の思い込みについて学び、自由に未来を考えるイベントを開催
PR TIMES / 2024年11月6日 12時15分
-
衆院選に合わせ国内のキッザニア3拠点で投票体験!約半数のこどもが「大人になって実際の選挙に行きたい」と回答。
PR TIMES / 2024年10月28日 18時45分
-
衆院選の期日前投票へ→比例で立民・国民の略称が「民主党」、これってどうなるの?【総務省選挙課に聞いた】
まいどなニュース / 2024年10月25日 6時50分
-
キッザニア東京に期間限定「TAX OFFICE(税務署)」登場~こども達が「税を考える週間」に税務職員を体験~
PR TIMES / 2024年10月24日 14時0分
ランキング
-
1ジャパネット2代目に聞く「地方企業の生きる道」 通販に次ぐ柱としてスポーツ・地域創生に注力
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 8時0分
-
2クシュタールの会長「セブン&アイとの統合で小売業のチャンピオンに」…敵対的買収は「考えていない」
読売新聞 / 2024年11月22日 9時5分
-
3「観光客が土下座強要?」に見るFENDIの反省点 インバウンド対応を迫られる各企業が今すべきこと
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 9時0分
-
4一番人気の「かつ重」は300円未満! スーパー・トライアルが物価高時代に「安さ」で勝負できるワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月22日 6時10分
-
5相鉄かしわ台駅、地元民は知っている「2つの顔」 東口はホームから300m以上ある通路の先に駅舎
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください