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神戸で「能登島ガラス美術館名品展」 震災に耐えた貴重な作品と衣装コレクションが共演

OVO [オーヴォ] / 2024年11月22日 16時0分

西 悦子「ジャーマンアイリス」2016年 石川県能登島ガラス美術館蔵 撮影:岡村 喜知郎

 阪神・淡路大震災30年、そして能登半島地震復興支援の特別企画だ。神戸ファッション美術館(神戸市)は11月23日から「ガラスの祈り-能登島ガラス美術館名品」展を開催する。震災に耐えた貴重なガラス作品と衣装コレクションが共演する。

 石川県能登島ガラス美術館は、ガラスを専門とする文化施設のパイオニア的存在。国内外の現代ガラス作家の造形作品を中心に約500点を収蔵している。能登半島地震で展示品が破損するなどの大きな被害を受け、現在も休館を余儀なくされている。

 この展覧会は、同じように震災を経験した神戸の施設として文化的な側面から役に立ちたいと企画。中国清朝時代のガラス工芸作品と国内外で活躍する現代作家によるガラスアート作品の中から、震災に耐えた貴重なガラス作品36点に加え、被災し修復がかなわなくなったガラス作品1点も紹介する。会期は2025年1月26日まで。観覧料は一般1000円、大学生・65歳以上500円、高校生以下無料。

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