盲導犬ユーザーにこんなふうに声をかけてみよう!「声かけパンフ」配布が120万枚突破
OVO [オーヴォ] / 2024年12月11日 14時30分
盲導犬使用者(ユーザー)と盲導犬の支援や、チャリティーグッズの企画・販売を行う一般社団法人盲導犬総合支援センター(横浜市)は、盲導犬ユーザーへのサポートの説明が書かれた「声かけパンフ」を2017年から配布している。このほど、配布数が120万部を突破した。
盲導犬ユーザーと盲導犬がより安心で安全に歩ける街を目指してスタートした「声かけパンフ」の配布。「盲導犬がすること、しないこと」「盲導犬ユーザーと盲導犬がどのように目的地を目指すのか」「主な困りごと」「『お手伝いしましょうか?』の声の掛け方」「盲導犬ユーザーがうれしかった声掛けエピソード」。これらを、図解式に分かりやすくまとめ、小学校中学年ぐらいの子どもも読めるよう、難しい漢字を減らし、ルビを振っている。「声の掛け方」の説明は、声を掛けるその時からお別れの時まで、ステップ形式で表現している。
チャリティーグッズ通販購入者やイベントでの配布のほか、支援企業による配布協力などを通じて活動を広げている中で、盲導犬ユーザーからは、「声を掛けられることが増えた」「信号待ちをしていると、青になったことを教えてくれた人が居て安心して渡ることができた」「工事をしていて道の様子が違った時、誘導の人が分かりやすく教えてくれた」などの声が寄せられている。
また、声かけパンフを読んだ人からは、「こうやって声を掛ければ良いのだと分かった」「話しかけ方が分からなかったが、『盲導犬を連れた方』と言えば良いのだと分かってスッキリした」「パンフを読んでいたから、実際に声掛けして手引き誘導を頼まれた時、自信を持ってお手伝いができた」などの声が届いているという。 良い方向への変化が感じられる一方で、不便や課題もまだまだ多く残る。飲食の注文や入場チケットの発見などにタッチパネルが主流となり、セルフレジなども増加。技術の革新が、視覚障害のある人に不便をもたらしている面もある。このような場面では、周囲に居合わせた人たちの見守りや「お手伝いしましょうか?」の声掛けが重要になる。
次に目標に掲げるのは150万部配布。声かけパンフ(A4四つ折り・105×148mm)は「盲導犬サポートSHOP」から無料で取り寄せできる(送料別)。盲導犬総合支援センターは、学校・会社・イベントなどでの配布の協力を呼び掛けている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
生活をサポートする「身体障害者補助犬」の育成に役立てて…秋田県内のNPO法人が240万円を寄付
ABS秋田放送 / 2024年12月13日 17時49分
-
【保護わん・保護にゃんのサンタさん募集!】動物保護シェルターにクリス"ニャス"プレゼントを届けます!
Digital PR Platform / 2024年12月12日 14時37分
-
【120万部突破!】「声かけパンフ」で、盲導犬ユーザーへの見守りとお手伝いの声掛けを広めています!
Digital PR Platform / 2024年12月3日 14時17分
-
【心温まる贈り物♪】犬猫好きが選ぶ、この冬贈りたいチャリティーギフトTOP5!
Digital PR Platform / 2024年12月2日 12時22分
-
【漫画】周囲からの視線に身構えてしまう母 子ども2人を連れた外出は不安がいっぱい!<作者インタビュー>
オトナンサー / 2024年11月25日 12時10分
ランキング
-
1新幹線「のぞみ」自由席なんで減らすんですか!? いずれ“通年で全車指定席化”なのか? JR東海に聞く
乗りものニュース / 2024年12月22日 15時12分
-
2外環‐成田の最短路「北千葉道路」の計画が一歩前進! “起点JCT”から伸びる区間に動きアリ 今どうなってる?
乗りものニュース / 2024年12月22日 12時12分
-
323日にも協議開始 ホンダ・日産
時事通信 / 2024年12月22日 19時12分
-
4グーグル、検索サービスの独占解消案を発表…「クローム」売却は拒否
読売新聞 / 2024年12月22日 19時0分
-
5「ドイツ旅行のコスパ最強ホテル」実は東横INN!? 実際に泊まったら「日本人には最強仕様」…でも違いも?
乗りものニュース / 2024年12月22日 11時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください