リーリーとシンシンの13年をほぼ毎日 撮影特別な瞬間を収めた貴重な写真集を12月19日に発売

リーリーは頭のてっぺんがとんがっているのが特徴（2014年10月10日撮影）

　2011年に中国から上野動物園にやって来て一般公開されたジャイアントパンダのリーリーとシンシン。以来2024年9月に中国へ返還されるまでの13年間、多くの人を笑顔にしてきた。この間ほぼ毎日、2頭を撮影してきたカメラマンの高氏貴博さんの写真集『だいすきだよ！リーリーとシンシン　「毎日パンダ」がとらえた2頭のあの日、あの時（仮）』（青春出版社）が12月19日に発売される。

　高氏さんがリーリーとシンシンと出会ったのは、2011年8月。仕事の空き時間に立ち寄った上野動物園で年間パスポートを買ってしまったうえ、シンシンのお尻にひとめぼれ。以来13年間ほぼ毎日、2頭を撮影してきたという。今年の夏リーリーとシンシンが中国に返還されるとの発表を受けて、高氏さんのもとにはファンから「写真集を」との要望が寄せられていたのだそうだ。

　来日当時、5～6歳のまだあどけない表情から、シャンシャンや双子のシャオシャオ、レイレイなど子どもたちと過ごした日々まで、13年間の懐かしの名場面、秘蔵カットや撮影裏話も多数掲載されている。特別な瞬間100枚超を収めた永久保存版だ。価格は税込み2200円。