東伊豆・細野高原で山焼き体感会 江戸時代から続く山焼きを体感する
OVO [オーヴォ] / 2025年1月16日 7時0分
草原の大地を維持するために必要な山焼き。天城山脈に連なる静岡県・東伊豆町の絶景ジオスポット「細野高原」で2025年2月8日(土)、3回目となる「山焼き体感会」(東伊豆町観光協会・静岡県東伊豆町)が開催される。
細野高原は125ヘクタール、東京ドーム約26個分の広大な草原。生い茂った草木を焼き払って森林となることを食い止め、また焼き払った草木を栄養として豊かな草原を保つこの山焼きは、江戸時代から毎年続いているという。隣の河津町と隣接しているため延焼をさせられないこと、高低差や急斜面についても焼き払う必要があることから、熟練した経験と、高度な火入れのノウハウが必要な作業だ。
体験会では、作業者から細野高原の歴史や山焼き作業について解説してもらい、山焼き終了直後の「すすが舞う漆黒の大地」のガイドウォークが予定されている。参加料金は、ガイド、昼食、保険、草原管理費を含め3500円。申し込みは予約フォームへ登録する。問い合わせは東伊豆観光協会(TEL:0557-95-0700)へ。
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