江戸の屋台見世で復刻浮世絵 現代の書店によみがえる粋
OVO [オーヴォ] / 2025年1月30日 7時0分
再現した江戸時代の“屋台見世”で、復刻浮世絵と復刻古地図などを売る「江戸屋台『浮世絵・古地図商品』特別販売フェア」(こちずライブラリ・東京)が1月31日(金)から、東京の紀伊國屋書店新宿本店で開催される。
東京伝統木版画工芸協同組合による復刻浮世絵は、100年以上続く日本伝統の技術「江戸木版画」として、経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定されている。彫師、摺師(すりし)、材料や道具を作る工房それぞれが江戸時代からの技術と手法を継承し、版木は山桜、和紙は「越前生漉奉書紙」を使用した伝統工芸品だ。
浮世絵と並んで江戸土産として親しまれていたのが地図。木版の技が生かされ、多色刷りの美しさと精緻な描写で見る人を魅了し、実用と鑑賞の両方の価値を兼ね備えていた。イベントには、当時の版を元に描き起こした美しく可読性に優れた復刻古地図もある。江戸の人々が実際に使用していた地図で現代の町を歩くことができる、過去と現在をつなぐ魅力的なツールといえる。
これらを見て歩ける特注屋台は、江戸時代から材木商が集まる地域で親しまれている深川美術が制作した。焼き杉の木目を生かす塗装と金具にもエイジングを施し、江戸時代にタイムスリップしたような、“粋”を感じる空間になっている。
開催概要は以下の通り。
■会期:第1回1月31日(金)~2月2日(日)、第2回 2025年2月21日(金)~2月24日(月・祝)、第3回 2025年3月20日(木・祝)~3月23日(日)
■時間:13時~19時
■会場:紀伊國屋書店新宿本店 1階ひろば(東京都新宿区新宿3-17-7)
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