パラスポーツ界の年男・年女は? 2023年注目のうさぎ年アスリートを紹介
パラサポWEB / 2023年1月5日 12時38分
2023年がスタートした。十二支の動物である、ぴょんぴょん跳ねる“うさぎ”は、「飛躍」、「向上」の象徴だ。パラサポWEB編集部は、縁起がいいといわれる、年男&年女に注目。パラスポーツ界の卯(うさぎ)年は?
パリで世界の頂点を狙う年男がズラリ卯年のパラリンピック金メダリストは水泳の鈴木孝幸(1987年生まれ)、柔道の正木健人(1987年生まれ)、陸上競技の伊藤智也(1963年生まれ)などがいる。
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1987年生まれの鈴木は、ことし36歳になる。
「今年はパリ2024パラリンピックの枠取りのかかった世界選手権があるので、そこで表彰台に上って枠を獲得できたらと思っています」
こう目標を語った鈴木がパリ大会の日本代表になれば、実に6度目のパラリンピック出場。7月の世界選手権(イギリス・マンチェスター)に注目したい。
東京2020パラリンピックのトライアスロンで日本勢初のメダリストになった宇田秀生も、1987年生まれ。
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昨年11月のワールドトライアスロンパラ選手権で2位(PTS4)になった宇田は「笑顔を絶やさない年にしたい」とコメント。「競技をやっているといろんな結果がある」としたうえで「どんな結果であれ、笑顔で楽しんで競技をしたいと思います」と話してくれた。
2022年にパラアーチェリーの世界選手権で優勝し、世界ランキング1位に輝いた上山友裕も年男だ。
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「競技に集中できる環境を整えてパリに向けての土台になる年にしたいです。2022年に世界一、世界ランキング1位を取ることができたので、残っているものはパラリンピックでのメダルです。これを取るために2023年は土台をしっかり作りたいと思います」
と、力強いコメントを寄せてくれた。
1999年はパラスポーツの黄金世代!?東京パラリンピック日本代表には1999年生まれも多い。苗字にも「うさぎ」の文字が入っている兎澤朋美も、なんと年女だ。陸上競技はパリで世界選手権開催が予定されており、兎澤は今年のパラスポーツ界の顔になるか。
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水泳では東京大会の100m背泳ぎで7位の福井香澄がまもなく24歳。「2023年も、楽しみます」と笑顔で話す福井は「いろんなことにチャレンジすること」が目標だ。
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同じS14クラスで、東京大会では200m個人メドレーなどを泳いだ井上舞美は「2023年は何事にもチャレンジしたいです。スカイダイビングに挑戦します!」と元気にガッツポーズしてくれた。
男子で1999年生まれは昨年、U23(23歳以下) 車いすバスケットボール世界選手権大会で初優勝を飾った髙柗義伸と鳥海連志の車いすバスケットボール日本代表コンビらがいる。
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2023年は「悔いの残らない年に」とコメントした髙柗は、「パリパラリンピックの予選があるので、必ず切符を取りパラリンピックに出場できるように頑張ります! 応援よろしくお願いします!!!」とファンに呼びかける。
さらに、主催大会の開催やファッション分野など競技以外でも活躍し、「そういった活動(の成果)を車いすバスケットボールに還元できるように頑張っていきたい」と誓う鳥海も、髙柗と思いは一緒。競技面では、「パリパラリンピックへの出場権をかけた戦いで、しっかりと出場権を獲得することが目標です」とよどみなく語ってくれた。
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ほかにも、東京大会の陸上競技・男子100mで5位入賞の石田駆 、ボッチャ・ペア戦で銀メダルの河本圭亮らが年男。今年開催される大きな大会に向けて、決意を新たにしていることだろう。
あのレジェンドも……ことし48歳になるのが、車いすラグビーのレジェンド島川慎一。飽くなき向上心で6度目のパラリンピック出場に向かっている。
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ちなみに、日本パラリンピック委員会の委員長で、全盲のスイマーとしてパラリンピックで金メダル5個を含む21個のメダルを獲得している河合純一さんも1975年生まれの年男。
2023年は、東京大会で活躍した日本代表の選手たちにとっても飛躍の年になりそうだ。
text by TEAM A
key visual by Takashi Okui,Jun Tsukida
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