陸上競技で輝く笑顔を。外山愛美は東京パラリンピックで人生を変える
パラサポWEB / 2021年7月16日 14時23分
人懐っこい笑顔を見せて声を弾ませることもあれば、大粒の涙を流すこともある。レース後に感情をあらわにする姿が印象的だ。東京2020パラリンピック日本代表の外山愛美。陸上競技400mで上位進出を狙うホープだが、外山が代表の座を掴むまでの道のりは決して平たんではなかった。それでも、コーチが伝え続けたのは、「陸上は人生を輝かせてくれる」ということ。練習拠点の宮崎で話を聞いた。
知的障がい者陸上・東京パラリンピック日本代表 外山愛美(とやま・あいみ)
――2020年3月。東京パラリンピックを目標に掲げて練習に励む中で大会の1年延期が発表された。そのとき、一度は引退を決意した外山選手。それでも2ヵ月後には陸上競技場に戻ってきた。
――外山選手は宮崎で生まれ育った。知的障がいがあり、物事を記憶することが得意ではなく、他者を理解することも難しい。中学時代に陸上競技を始め、高校でパラ陸上と出会うが、その障がいゆえ毎日の反復練習が苦手だ。事実、練習中には、なかなか笑顔が見られない。
――コロナ禍で一度は目標を失い、筋肉量も落ちてしまった外山選手。どのようなトレーニングをして本番に備えているのだろうか。
練習前は、奥松コーチがコラージュした遠征時の写真や言葉でやる気を刺激text by Asuka Senaga
photo by Hiroaki Yoda
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