【マスターズ名シーン2012】“泣き虫バッバ”が歓喜の涙

ParOn.(パーオン) / 2014年4月9日 8時0分

プレーオフで勝負のパットを外したウェストヘーゼン。しばらく動けなかった 写真・宮本卓

ピンチから一転、林からのスーパーショット!

 セカンドショットで明暗が分かれた――。

 72ホールを終えて、10アンダーで並んだバッバ・ワトソンとルイ・ウェストヘーゼン。勝負はプレーオフにもつれ込んだ。

 パトロンが固唾(かたず)を飲んで見守る中、先にティショットを放ったワトソンのボールは右の林に消え、大トラブルに見舞われた。そのショットを見たウェストヘーゼンは、3番ウッドで安全にフェアウエーをとらえる。おそらく、ここで勝負がありと思ったファンも多かったはずだ。

 しかし、ワトソンは残り155ヤードの2打目を、アプローチウェッジで曲芸のように右に曲げ、ピンそば3メートルにつけるスーパーショット。対するウェストヘーゼンは2打目で飛距離が足りず、グリーンを外してしまった。

 アプローチも寄らず、勝負となるパーパットを沈めきれなかったウェストヘーゼンは、しばらくうずくまった。それを平然と見送ったワトソンは、2パットでパーを堅守。その瞬間、かたくなにポーカーフェイスを守っていた顔がみるみるうちにゆがむ。大会2週間前に父親になったばかりの“泣き虫バッバ”が、歓喜の涙を流した。

順位
1 B・ワトソン(米国) -10(プレーオフ)
2 L・ウェストヘーゼン(南ア) -10
3T L・ウエストウッド(イングランド) -8
3T M・クーチャー(米国) -8
3T P.・ハンソン(スウェーデン) -8
3T P・ミケルソン(米国) -8
7 I・ポールター(イングランド) -5
8T A・スコット(豪) -4
8T J・ローズ(イングランド) -4
8T P・ハリントン(アイルランド) -4
11 J・フューリック(米国) -3
12T K・ナ(韓国) -2
12T G・マクドウェル(北アイルランド) -2
12T S・ガルシア(スペイン) -2
12T F・カプルス(米国) -2
12T H・メイハン(米国) -2
17T B・バン・ペルト(米国) -1
17T B・クレイン(米国) -1
54T 松山英樹*(日本) +9
予落 石川遼
*はアマチュア

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