横峯さくら メンタルトレと整体で3勝目

ParOn.(パーオン) / 2013年10月27日 17時59分

メンタルトレーニングと整体のおかげで3勝目を挙げた横峯さくら マスターズGCレディース(2013)(最終日) 写真・鈴木祥

マスターズGCレディース(10月24~27日、兵庫県・マスターズGC、6445ヤード、パー72)

 横峯さくらが首位を守り、今季3勝目を挙げた。

 コースレコードと自己ベストタイの9アンダーでラウンドした昨日とはうってかわって、今日はスコアを一つ伸ばすにとどまった。

「今日はスタートから緊張していました。マンシング(ウェアレディース東海クラシック)のときは残り4~5ホールで“私、緊張しているな”と気づき、それを受け入れることで優勝につながったのですが、今日は1番ホールから緊張していました。それを受け入れてプレーすることに努めました」

 5番パー4でボギーが先行してしまう。昨日はあれほど絶好調だったパッティングの自分自身のフィーリングとグリーンのスピードが合わなかった。

「風もあったし私自身の調子もあまりよくなかった。昨日は、今日も伸ばさなければと思ったけれど、メンタルトレーナーさんと話をして、全ホールパーのイメージでいくことにしました。ボギーを打ってもあせらずやればどこかでバーディがくるからと思ってプレーしました」

 6番ホールからは、パットだけでなくショットもヘッドアップしないように気をつけたという。

「15番ホールのバーディは大きかったです。この時点で(2位のアン ソンジュと)2打差になっていたのは分かっていました。今までだったら“うわぁ、2打差になっちゃった! 残り3ホールしかない!”と考えていたのですが、今日はまだ2打差あると思えたのです」

 と、メンタル面での昨年との違いを語っていたが、メンタルトレーナーの起用ともう一つ、今年の横峯が取り入れていることがある。

「昨年の夏ぐらいからできる限り週に1回のペースで、都内の整体の先生にケアしていただいています。知り合いの方から紹介されたのがきっかけで通い始めたのですが、ゴルフ独特の動きで背骨が曲がってしまうのを微調整してもらっている感じです。自分自身では背骨が曲がっているとは意識できませんが、ショットの結果が悪くても“私のスイングのせいじゃない”と考えることができて、ラクになりました」

 それまでは、食事には気をつかうものの、疲れを取るなどということに関しては何も考えていなかったという横峯。確実に効果は表れ、賞金女王争いを最後まで盛り上げるまでになった。

 自身もプロゴルファーで、横峯の帯同キャディを6年もの間務めているジョン・ベネット氏は、昨年未勝利に終わった横峯が、今季は3勝を挙げられている理由を

「今年、平均パット数ランキング1位という数字が表しているように、パットの調子がとてもいいです。練習量が多いからですね。ゴルフの調子というものはアップダウンがあるもの。今は調子のいいところにいますね。スイングは以前と変わりはないですが、パッティングを含めショートゲームのスキルがアップしたと思いますね。メンタルトレーナーさんのアドバイスの影響もあるのだと思いますが、今は自信を持って打てている。ですから簡単に決めることができるようになりました。09年にLPGAチャンピオンシップリコー杯で逆転しましたし、特に最終戦は(逆転賞金女王の)チャンスだと思っています」

 と話した。残り5試合、信頼できる相棒のにらんだとおり、逆転賞金女王の栄冠を手にすることができるか。

文・武井真子

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