谷口徹 シャンク一発で3連覇を逃す
ParOn.(パーオン) / 2013年10月27日 18時1分
ブリヂストンオープン(10月24~27日、千葉県・袖ケ浦カンツリークラブ 袖ケ浦コース、7119ヤード、パー71)
史上初の大会3連覇を狙った谷口徹だが、はかなくも一つのミスショットで偉業を逃した。
通算7アンダーで丸山大輔と朴銀信と並び、首位でスタートした谷口。朝の練習からショットのフィーリングがよかったが、3番(パー4)でアクシデントが起こった。
「左足下がりでツマ先上がりのラフからの2打目。難しいライから打ったらシャンクしてしまいました。グリーンの左に行かせたくなかったんですが、ボールの後ろに1枚の葉っぱがあって、嫌だなって思っていたらペシって。あんなの初めてですよ」
ボールは右斜め45度に飛び、グリーン右手前へ。そこからパーセーブして切り抜け、4番(パー4)ではバーディを奪ったが、シャンクの後遺症は残った。
「ドライバーはましでしたが、あのあとアイアンショットのフィーリングが悪くなり、最後まで悪い感触は抜けませんでした。朝の練習場ではすごくいい感じだったのに」
9番(パー5)はウェッジの距離の3打目をグリーンに乗せられずパー。ここまでリードを保ってきたが、バーディを奪った丸山大輔に並ばれ、10番では谷口がボギー、丸山がバーディと逆転され、完全に丸山ペースとなった。
「15番で勝負をかけたんですけどね……。16番は2オン狙いで右から回そうとしてすっぽ抜けました」
2打離されていた15番(パー4)で奥のピンに突っ込んだが、グリーンオーバーして、ボギー。16番(パー5)は2打目を右の林に入れるなど、5オン、2パットのダブルボギーで優勝戦線から外れた。それでも18番(パー5)は、5メートルを沈めてバーディフィニッシュ。
「一撃で今日のゲームは終わりました。今年は調子が悪かったですけど、パッティングもよくなってきたし、これをきっかけに残り試合を頑張りたいですね」
アマチュアでもシャンクが出たら嫌な感覚は残るもの。繊細な感覚を持つツアープロにとったら、これほどやっかいなものはない。失意の谷口だったが、夏場以降の不調からは脱却できそうだ。
文・小高拓
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