中村香織 腰の痛みをこらえて2位発進!

ParOn.(パーオン) / 2013年11月8日 18時24分

災い転じて? 腰痛なりの作戦が奏功した中村香織 ミズノクラシック(2013)(1日目) 写真・村上航

ミズノクラシック(11月8~10日、三重県・近鉄賢島CC、6506ヤード、パー72)

 先週の初日、中村香織を突如襲ったぎっくり腰。元々腰痛持ちだったが、まさかストレッチの途中で痛めるとは思わなかった。仕方がなく、痛み止めを飲み、置き針と腰痛防止ベルトで2日目から戦ったが、思うようなスイングができず、結局、34位タイに終わった。今週も腰への不安はあったが、大目標でもあるLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(今年度のツアー優勝者、もしくは賞金ランキング25位以内などが出場資格)に出場したい気持ちを捨てきれず、トーナメント会場にやってきた。

 とりあえず、ドライバーなどの大きなクラブを集中して練習することはできないが、ショートアイアンやアプローチ、パッティングの練習をするには問題なかった。とにかく自分のゴルフだけに集中しようとスタートした中村だが、スタートの1番パー5でいきなりバーディを奪う。

「2オンは難しくても、3オンならチャンスがありますからね」

 ドライバーショットはフェアウエーキープ重視で、飛距離を欲張らない。パー5は3打目勝負。あとは短いクラブで打てるときだけピンを狙った。その作戦どおり、1番では2打目を残り50ヤード地点に刻み、サンドウェッジのハーフショットでピンを狙うと、4メートルにつけ、それを沈めた。前半を3バーディ、ノーボギーで乗り切った中村は後半のハーフをパープレーで収め、なんと3アンダーでフィニッシュしたのだ。一緒にラウンドしていた選手に50ヤード近く置いていかれても、最後まで自分のゴルフスタイルを崩さなかったことが功を奏した。

 今季は何度か優勝争いにも絡み、初シード獲得をほぼ確定させている中村だが、ここ7試合では20位タイが最高と苦しんでいた。ケガの功名を活かしつつ、久々の優勝争いといきたいところだ。

文・山西英希

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