“キンクミ”は足がつりながらもバーディ奪取!

ParOn.(パーオン) / 2013年11月15日 18時14分

足をつりながらもテーピングを施して1ラウンドを完走した金田久美子 伊藤園レディスゴルフトーナメント(2013)(1日目) 写真・佐々木啓

伊藤園レディスゴルフトーナメント(11月15~17日、千葉県・グレートアイランドC、6639ヤード、パー72)

 最終ホールでボギーをたたいたものの、17番まで6アンダーの会心のゴルフを展開し、5アンダーの2位タイにつけた“キンクミ”こと金田久美子。ボギーフィニッシュにも、7バーディを奪い、上向いた調子に満足の笑みを浮かべた。

「18番はセカンドが172ヤードで、バーディしか狙っていませんでした。7番ウッドか5番ウッドで迷いましたが、アゲンストだと思って5番で打ちました。大きいかなと思いながら打ってしまったのがよくなかったです」

 結果グリーンをオーバーし、パーセーブならず。先々週まで“チーピン”のような球が出ており、ショットにはまだ不安があったというが、番手選択のミスなら仕方ないと割り切った。

 ショットだけではなくパットにも不安を抱えていたという金田だが、先週のミズノクラシックで藤井かすみからアドバイスを受けて、パッティングも昇り調子だという。

「ストロークがバラバラで、強くパチンと打ってしまうことが多かったのですが、パターヘッドに10円玉を置いて、それがズレないようにゆったりストロークする練習法をかすみさんから教わって、昨日もそれをずっと練習していました。あとはパターがよくなればと思っていたので、自信を持つことができて、今日は不安なくできました」

 ショット、パットの不調から脱し始めたラウンドだったが、今度はもう一つ異常事態が起きた。

 実は金田は、15番のセカンドショット時に右足のふくらはぎがつるアクシデントに見舞われた。それでもそこから2連続バーディを奪うなど、金田らしいなんとも派手な演出を見せた。

「寒いからトイレが近くなると嫌だったので、水分を取らなかったんです。それで足がつっちゃいました……」

 時折雨も降り、気温も上がらない中での不運な出来事だったが、17番ティショットの前に競技委員に相談の上テーピングを施し、18ホールを完走した。

「明日もビビらずに、自信を持って今日のような気持ちでいければ悪いゴルフにはなりません」

 力強く語った“キンクミ”が、明日もバーディラッシュを見せる構えだ。

文・高桑均

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