【W杯コラム】個人戦3位、スコッティスラムならず!

ParOn.(パーオン) / 2013年11月25日 13時2分

絶好調、ワールドランキング1位も見えてきたアダム・スコット ISPS HANDA ワールドカップ・オブ・ゴルフ(2013)(最終日) 写真・Getty Images

『スコッティスラムならず!』

 地元の豪新聞スポーツ欄には、こんな見出しが躍りそうなフィニッシュだった。豪州代表として団体戦優勝を飾ったものの、個人では優勝した同郷のジェイソン・デイに3打及ばず、単独3位に終わったアダム・スコット。豪州PGAに続き、先週のタリスカーマスターズで優勝後、スコットの愛称『スコッティ』とグランドスラムの『スラム』を結びつけた、冒頭の造語が豪州紙スポーツ欄をにぎわせた。それほど、現在、世界ランク2位のスコットは強い!

「これはかなりいい成績です。振り返れば、初日が終わった後、首位とだいぶ差がついてしまったので、少しだけ団体戦に力を入れていたと思います。伝統的に今大会は団体戦だし、ジェイソンと一緒にロイヤルメルボルンで、豪州代表としてW杯でプレーしたかった。もし二人で一緒に勝てたら、よかったけどね。」

 初日の12番パー4でまさかの「9」をたたき、75の4オーバー(46位タイ)スタートとしたスコット。それでも2日目からスコアを取り戻し、最終日は2アンダースタートで谷原秀人と同組で回り、度肝を抜く5アンダーで一気に順位を上げた。

 『スコッティスラム』こそ成し遂げる事ができなかったが、スコットにはもう一つの記録が期待されている。それは『トリプルクラウン』。豪州ツアーのメジャー大会である、豪州PGA,タリスカーマスターズ、豪州オープンを、同年に勝った選手だけが許される称号である。

「来週も通常通りのルーティンで大会に臨みます。W杯はもう終わったので、豪州オープンに向けて、気持ちを切り替えていきます。試合が始まる数日で、自分ができるベストなことを見つけ、準備したいと思います」

 W杯優勝こそ逃したスコットだが、3度目の“王冠”を目指し、早くも豪州オープン制覇に向けて動きだした。

文・秋山義和 

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