森田理香子 キーワードは“リコー”と“メジャー”

ParOn.(パーオン) / 2013年11月26日 18時7分

プロアマに出場し、リラックスした表情でラウンドした森田理香子 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(2013)(事前情報) 写真・村上航

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(11月28日~12月1日、宮崎県・宮崎CC、6451ヤード、パー72)

 前週の大王製紙エリエールレディスオープンで今季4勝目を挙げた森田理香子。劇的な幕切れで終えた大会から2日がたち、気持ちの高ぶりもやや落ち着いてきたという。決戦を前に、火曜日は大会ホステスプロとしてプロアマ大会に出場し、1年ぶりに同コースを回った。

「コース内は景色が少し変わりました。虫食いの影響で木がなくなったそうで、風通しがよくなったと思います」

 そう語る通り、コース内は温暖化の影響を受けて増殖した通称“松くい虫”の影響で、昨年から2000本の木を倒したという。その影響で海風をもろに受けるホールも多く、風のジャッジが重要と説くが、最終的にはパッティングが勝負となる。

「グリーン上の目が……。芝目をきっちり読んでいかないとストレスがたまることになります。ポイントはストレスをためないことです」
 グリーンがポイントと語った森田には理由がある。会場の宮崎CCは、昭和35年開場で、今では珍しいコーライのワングリーン。昨年の同大会は11位タイ。おととしは15位タイと、持ち前の爆発力を発揮できていない。加えて今季4月に行われたコーライグリーンが特徴のフジサンケイレディス(川奈ホテルGC富士C)では予選落ちを喫しており、やや不安が残る。しかし、ここまできたらそんなことはいっていられないのが現状だ。ランキング2位の横峯との差は約280万円。初の栄冠に向け突っ走るのみだ。

「差はあってないようなもの。(横峯)さくらさんは何度も女王争いをしていますし、経験もされています。とにかく自分がバーディを取って伸ばしていくしかありません。優勝を目指してやれば結果はついてくると思います」

 4年ぶりに最終戦までもつれこんだ賞金女王争い。泣いても笑ってもこれが最後。勝って女王の座を決めたい気持ちが強いという森田。それにはワケがある。

「メジャーですし、所属先(リコー)の大会ですし、勝って(賞金女王を)決められたら夢みたいですね」

 同じく所属先のスポンサー大会でもある海外メジャーの全英リコー女子オープンでは、超強風の中、3日目に「86」をたたき涙が出るほど悔しい思いをした。

 所属先が大会スポンサーの「リコー」で「メジャー」大会。舞台は整った。有終の美へひた走る森田の挑戦が、いよいよ最終ステージに突入する。

文・高桑均

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