大山志保 魂込めてプレーします!

ParOn.(パーオン) / 2013年11月30日 17時33分

地元の大声援を受け、トップと1打差の3位タイで最終日を迎える大山志保 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(2013)(3日目) 写真・村上航

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(11月28日~12月1日、宮崎県・宮崎CC、6451ヤード、パー72)

 単独首位でスタートした大山志保だったが、この日は2バーディ、3ボギーの73でフィニッシュし、首位を明け渡した。それでもトップと1打差の3位タイ、最終組の一つ前から最終日をスタートすることになった。

「調子が悪いわりには我慢できました。トップは譲りたくありませんでしたし、明日も最終組で回りたかったです」

 5番(パー3)、7番(パー4)でボギーが先行する苦しい展開ながら、折り返した10番(パー4)でバーディを奪い13番(パー5)もバーディ。14番(パー4)でボギーをたたくが、その後は我慢の連続。しぶとく優勝戦線に残った。

「スコアだけを見ると悪いんですけど、いいゴルフで、アンダーパーのような感じです。紙一重だと思います。今週に入ってから高いボールだったり、軽いフェードだったり、いろいろなショットを要求されるので、すごく引き出しが増えました。成長させてくれるコースですね」

 難コースに苦しむ選手が多いが、大山はその状況を前向きにとらえる。そして明日は、増えた引き出しを十分に生かして結果を出す気満々だが、懸念点は一つ。「すぐアツくなる」とキャディが語るように、「ポジティブ」「攻めのゴルフ」が裏目に出て、アドレナリンが出すぎる傾向がある。が、今回は冷静に分析ができている。

「飛びすぎたりすることがあるので、その辺の計算もちゃんとできていますよ。トップと1打差ですが、これを縮めて最後の最後まで下を向きません。楽しみの気持ちのほうが強いです。魂込めてプレーします!」

 最終日に悔し涙を流すシーンが多く見られた今シーズン。地元の大声援の後押しを受け、フィナーレとなる明日のラウンド後に喜びの涙を流したいところだろう。アツくて冷静なゴルフがどちらに転ぶか、注目だ。

文・高桑均

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