藤田寛之 原点回帰で4連覇に挑む

ParOn.(パーオン) / 2013年12月3日 17時47分

ドライバーのシャフトを0.5インチ伸ばして、飛距離アップを狙う藤田寛之 ゴルフ日本シリーズJTカップ(2013)(事前情報) 写真・鈴木祥

ゴルフ日本シリーズJTカップ(12月5~8日、東京都・東京よみうりCC、7023ヤード、パー70)

 昨年、大会史上初の3連覇を飾り賞金王を獲得し、前人未到の4連覇がかかる藤田寛之は、インの9ホールを回って調整を行った。1973年ツアー制度施行後、九州オープン(鈴木規夫)と中四国オープン(倉本昌弘)で5連覇という記録はあるが、それ以外の試合では4連覇という記録がない偉業に挑む。

「3連覇でもすごいと思っていましたし、4連覇なんてピンときませんよね。調子も悪いですし……」

 今季20試合に出場して未勝利。トップ10入りは3回と少なく、予選落ちは7回で、賞金ランキングは29位にとどまっている。賞金ランキングは6年連続でトップ10以内、12年連続で20位以内をキープしている藤田にとっては物足りない成績である。

「マスターズの後遺症が出ていますね。マスターズ対策で、ナチュラルドローを打とうとして、スイングを崩してしまいましたね」

 マスターズを開催するオーガスタナショナルGCは、ドローヒッターが有利なホールが多い。そのため、ドローボールを打てるように取り組んだ。しかし、本来はフェードボールが持ち球の藤田にとって、真逆の動きを取り入れたことで、ダウンスイングからフォロースルーにかけて、フェースが開いて手が浮いてしまうなど悪癖がついてしまった。

「自分の基本であるフェードボールを打つことで、徐々によくなってきました。いいイメージの残るコースなので、いい感覚を取り戻したいですね。そして今は結果が欲しいので、優勝とはいわないまでも優勝争いをして、来季につながるようにしたいです」

 来季を見据えるのは結果だけでなく、クラブにもある。ドライバーのシャフトを46インチと0.5インチ伸ばして、さらに飛距離アップを狙っている。ドローに惑わされた1年。藤田の基本であるフェードに立ち戻って、偉業とともに再浮上のきっかけをつかむ。

文・小高拓

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