プロ11年目、“熟成”された宮里優作が好発進!

ParOn.(パーオン) / 2013年12月5日 18時7分

パッティングがさえた宮里優作が、初のツアー優勝をメジャーで飾れるか!? ゴルフ日本シリーズJTカップ(2013)(1日目) 写真・鈴木祥

ゴルフ日本シリーズJTカップ(12月5~8日、東京都・東京よみうりCC、7023ヤード、パー70)

 前週のカシオワールドオープンで7位タイに入り、今大会の出場を滑り込みで決めた宮里優作。

「出られると思ってなかったので、心の準備はできていなかった。けれど、今大会は予選落ちがないので、これまでのツアーに比べると気持ちは少し楽」

 と、リラックスした状態でスタートを迎えた宮里。4番(パー4)のセカンドショットを左バンカーに入れてしまい、ボギー発進となってしまったが、6番(パー5)では5番アイアンで見事に2オン成功。このホールをバーディとすると、後半に入って10、12、14、17番とバーディを奪い、通算4アンダーの首位タイスタートを切った。

「ここ数試合、ショットの調子はよかったのですが、パッティングが悪かった。おやじ(優さん)に電話して見てもらおうと思ったら、“行けないから自分でやって”といわれて(笑)。キャディと一緒にアライメントのチェックなど、試行錯誤しながら修正しました」

 そのパッティングがこの日はさえ、12、17番の2~3メートルのバーディパットでスコアを伸ばし、8、11番の5~6メートルのパーパットを沈めてピンチをしのいだ。ショットにはもともと定評のある宮里。4日間、このパッティングの感覚を維持できれば、初のツアー優勝をメジャーで飾るということもありうる。

 プロ転向11年目の宮里に“プロを10年やると、熟成して結果を残すことが多い”と、記者からの問いかけがあったが、

「ワインと一緒ですね」

 と、おどけて見せた宮里。続けて、

「あまり(優勝には)固執せずに、自分の中でやることを明確にすることが大事。今日はボールを曲げて回していくところ、低い球を打つところなど、狙い所をしっかり決めていくゴルフができた。明日も今日のように、とはいかないけれど、臨機応変にコースに向かっていけるようにしたい」

 と、しっかりと前を見据えて残り3日間を戦い抜くつもりだ。現在、兄の聖志も来季のツアー出場権をかけて、ファイナルQTで戦っている。兄弟ともに笑顔で年を越せるように、まずは弟がメジャーの大舞台で好成績を狙う。

文・石原健司

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