石川遼 ロイヤルトロフィの魅力を語る

ParOn.(パーオン) / 2013年12月19日 21時19分

マッチプレーにふさわしい、と初めてのドラゴンレイクGCの印象を語った石川遼 ザ・ロイヤルトロフィ(2013)(事前情報) 写真・村上航

ザ・ロイヤルトロフィ(12月20~22日、中国・広州 ドラゴンレイクGC、6968ヤード、パー72)

 アジア選抜対欧州選抜の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」の開幕を前日に控え、石川遼はプロアマ戦に出場し、初めてコースをラウンドした。

「アウトはアップダウンがきつくて、インはフラットで広めのホールが多い。9ホールずつで違う印象がありますね。グリーンは大きすぎず小さすぎず、傾斜やスピードを含めて、マッチプレーにふさわしいと思います」

 明日は藤田寛之とコンビを組んで、一つのボールを交互に打つフォーサム形式のダブルスに挑む。

「ダブルスなので、相手のプレーを見ながらショットを考えてやりたいですね」

 5年連続5度目の出場となる石川にとっては慣れた形式でもあるので、初出場の藤田とともに欧州勢を撃破する構えだ。

 大会を知り尽くした石川が、今大会の魅力を語る。

「団体戦であり、2日間はダブルスのマッチプレー、最終日はシングルスのマッチプレーです。ゴルフの醍醐味というのは、マッチプレーにすべてつまっていると思いますし、マッチプレー形式は面白さが増します。選手としても盛り上がれます。僕はもともとサッカーとか野球とか団体競技も好きなので、自分が一番好きなスポーツで、仲間たちとともに一つの勝利に向かってやれるのが一番好きですね」
 初日はフォーサム形式、2日目はダブルスでそれぞれ18ホールプレーして、ホールごとにいいスコアを採用するフォーボール形式、3日目はシングルスのマッチプレーで勝負を決する。

「プレッシャーや緊張はもちろんありますが、毎ホール毎ホール勝敗が決まり、勝っても負けても気持ちを切り替えられます。普段の4ラウンドでのストロークプレーの大会は、なるべく気持ちの波が立たないように静かにやりたいけど、この形式は相手との駆け引きもあり、毎日、毎ホールが優勝争いという感じです。同じような状況でもストロークとマッチプレーでは、狙い方が変わるのです。ストローク戦と違うようなプレーを見せられると思います」

 目の前の相手のプレーを見ながら、攻めたり、守ったり、計算しながらプレーする、普段とは違うスタイルのゴルフが見られる。いつもと違うが、石川自身は自分のゴルフに大きくプラスになるともいう。

「いろいろな状況判断が求められます。自分がリードしている場面、追っている場面で、求められる結果に対して、自分がショットで結果を出せるか。状況によって打てるショットやパッティングの対応力、そういうのを感じながらプレーすることは、今後のストロークの大会にもつながります。優勝争いをしている中での狙い方とかです。そういうことがこの大会で成長できる部分だと思っています。今回で7回目の開催ですが、ライダーカップやプレジデンツカップのような大会に育って欲しいと思っています」

 過去、石川が出場して2勝2敗の成績。今大会でアジア選抜が連覇を果たせば勝ち越しとなる。

「勝ちにいきたいと思います」

 普段あまり見られない大会形式だが、アジアと欧州の選抜選手がゴルフの魅力を伝えてくれる。

文・小高拓

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