石川遼 反撃に水をさされた15番

ParOn.(パーオン) / 2013年12月21日 22時19分

シングルス戦での勝利を期待したい石川遼 ザ・ロイヤルトロフィ(2013)(2日目) 写真・村上航

ザ・ロイヤルトロフィ(12月20~22日、中国・広州 ドラゴンレイクGC、6968ヤード、パー72)

 フォーボール形式で行われた「ザ・ロイヤルトロフィ」2日目。2アンド1で惜敗した藤田寛之、石川遼組だが、1ダウンで迎えた15番(パー4)で反撃に水をさされた。

 息詰まるバーディ合戦で13番まででオールスクエア。14番(パー5)でバーディを奪った欧州組が1アップのリード。残り4ホールで取り返していこうという雰囲気の中、15番の石川のティショットは右ラフへ。ボールの先5~6メートルほどのところにテレビ中継用のヤグラがあった。ボールとピンを結ぶ間の動かせない障害物として救済を受けられる。

「ボールの二アレストポイントが右か左か、同じような距離だったので、競技委員に確認したかったのです」

 左に動かすことができれば何の障害物もなくグリーンを狙える。右に動かせば、木がせり出していてグリーンを狙いにくい状況だ。

 競技委員が指示したのは右サイドだった。

「ドロップする場所がどういう状況になるのか確認しようと思って聞いたら、二アレストポイントがボールから30センチぐらい右側でした。その場所だと、まだボールとグリーンを結ぶ先にヤグラがかかっていました。そして、そこから1クラブのところにティをさしたのです。僕が今までやってきた処置とは違うなと。ボールとピンを結んだ先にヤグラがかからないところが二アレストポイントだと思っていたので……。どちらにしても二アレストポイントが右といわれた時点で、救済を受けずにそのまま打つしかないと思ってはいました」

 目の前にヤグラがある状態で、石川はヤグラの左サイドから狙う方法を選択。石川の打ったボールは、ヤグラの左サイドの最上部に当たって大きく後ろに跳ね返った。その時点でボールをピックアップしてギブアップした。

「左サイドから狙ってどうにかパーでいけたらと思っていました。向こうもバーディを取りましたから、バーディを取りにいかないといけない状況でした。セカンドのあのジャッジは難しいかなと」

 相棒の藤田もボギーと、結局2ダウンとなり、そのまま敗戦した。

「悪い流れになるきかっけがあったわけでもなく、最後までピリピリした緊張感の中でできました」

 石川は気にしていない様子だが、不可解なジャッジに加えて、そのヤグラはカート道路の内側にあり、この2日間使われていないモノで、なおさら不思議に感じてしまう。明日のシングルス戦で憂さ晴らしをして欲しい。

文・小高拓

ParOn.(パーオン)

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