【コラム】J・ウォーカーのブレークの裏にコーチの言葉

ParOn.(パーオン) / 2014年1月14日 16時33分

初優勝から3カ月で早くも2勝目を挙げたジミー・ウォーカー ソニーオープン・イン・ハワイ(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

 初優勝には188試合、8年という長い時間がかかった34歳のジミー・ウォーカー(米国)だが、2勝目はたったの6試合目で訪れた。

 昨年10月、2013~14年シーズン開幕戦のフライズドットコムオープンでツアー初勝利を挙げたばかりのウォーカーが、ソニーオープン・イン・ハワイ(米国ハワイ州・ワイアラエCC)で早々にツアー2勝目を挙げた。

 1勝を挙げたことで大きな自信がついたウォーカー。しかし要因はそれだけではない。昨年からコーチについたブッチ・ハーモンの言葉を称賛する。ハーモンとは、かつてはタイガー・ウッズ、今ではフィル・ミケルソンら超トッププロのコーチとして活躍する,あのハーモンだ。

「彼に会いに行ったとき、僕がものすごく才能を持っていると信じているといってくれた。そして僕が自分自身のことを過小評価していると。ブッチのいい方があまりにも自信に満ちているから、そうなのかと信じてしまうんだ」(ウォーカー)

 そんなウォーカーの言葉を聞いて、ソニーオープンで今年の初戦を迎えた石川遼を思い出した。米ツアー1年目に苦しんだのちに自力でツアーカードを獲得し臨んだ。

「昨年から学んだことは多かった。自分の技量に応じて考えないといけない。もちろん過信もよくないですけど、自分を過小評価しすぎるのもよくない」

 今年の石川は“等身大”で戦うのだと聞き、大きな成長を感じたのだが、いやいや、よく考えてみると、果たして石川は自分の才能をきちんと評価できているのだろうか?

 ソニーオープンでは流れをつかめず予選落ちとなった石川。結果が出ない期間が長く続きながら、コーチの言葉で自信を取り戻し、一気にブレークしたウォーカーの勝利を見て、そんな石川にも、もっと他の誰かの力強い言葉が必要なのかもしれないと思った。

文・武川玲子 写真・佐々木啓

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