【コラム】T・ウッズとP・ミケルソンが大記録に向けてシーズンをスタート

ParOn.(パーオン) / 2014年1月29日 13時4分

通算3勝目を挙げたスコット・スターリングス 写真・Getty Images

 米国カリフォルニア州、ラホヤで開催されたファーマーズインシュランスオープン(トーリーパインズ)は、スコット・スターリングス(米国)が大混戦を制して今季初優勝、ツアー通算3勝目を挙げた。そのスターリングズと同組でプレーしていたのは、同じ首位と3打差、6位でスタートした石川遼だ。最終日に石川は70、スターリングズは68と伸ばし、この「2打」の違いがスターリングスを勝利へと導いた。

 さて今年に入って4戦目だが、今大会には世界ランキング1位のタイガー・ウッズやフィル・ミケルソンらビッグネームがそろって出場した。ようやく今年もツアーが本番に入り、大会も盛り上がる流れだったが、最終日には二人の姿はなかった。

 地元のミケルソンは子供の頃から慣れ親しんだコースで、同大会でこれまで3勝を挙げている。しかし、2日目を32位で終えた後、「腰痛」を理由に大会から棄権した。そして同大会でこれまで7勝、2008年の全米オープンを合わせると同コースで8勝を挙げている前年覇者のウッズは、初日からいいところなし。3日目に同コースでのワースト「79」と大崩れすると、初の「MDF(3日目カット)」にかかり、最終ラウンドに進むことができなかった。

 今この二人に大きな記録がかかっている。38歳のウッズは現在ツアー通算79勝、ツアー史上最多のサム・スニードの82勝にあと3勝と迫っている。そして43歳のミケルソンは、「キャリアグランドスラム」まであと1勝、これまで6回も2位に甘んじた全米オープンを残すのみ。しかも今年の開催コースは、99年に故ペイン・スチュワートに1打差で敗れたパインハーストNo2(ノースカロライナ州)。この地でミケルソンが勝利すれば……、と期待される。

 今年もこの二人が米ツアーをけん引する。だが初戦でやや暗雲が立ちこめた。ウッズは今週は欧州ツアーのドバイへ、ミケルソンは昨年覇者としてアリゾナへと向かう。果たして復調なるか。

文・武川玲子 写真・Getty Images

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