【コラム】A・ノードクビスト、自分を信じてつかんだ5年ぶりのV

ParOn.(パーオン) / 2014年2月24日 15時31分

4年間という長いトンネルをようやく抜けたアンナ・ノードクビスト 写真・佐々木啓

 アンナ・ノードクビスト(スウェーデン)がホンダLPGAタイランド(2月20~23日、タイ・サイアムCCオールドC)で初日からの首位を守り、完全優勝でツアー通算3勝目を挙げた。

 26歳のノードクビストは今から5年前、プロ転向5試合目でメジャーのマクドナルドLPGA選手権に勝利、その年は最終戦のLPGAツアー選手権も制し、ルーキーイヤーで2勝と大物ぶりを発揮した。

 しかし、それから4シーズンは未勝利に終わり、何とも長い4年間だったという。

 13歳でゴルフを始めたノードクビストは、17歳のとき母国スウェーデンでトップアマの座に。19歳で全英アマチュア選手権を制するなど欧州では知られた存在となった。

 その後はアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)を目標にアリゾナ州立大に進学、ちなみにジュニア時代は宮里美香のライバルでもあった。

 身長183センチと恵まれた体格ながらも、昨年は244.38ヤード(89位)と飛距離が武器ではない。むしろフェアウエーキープ率79%(17位)、パーオン率74%(10位)と正確なショットで戦っている。

 13年は26試合に出場し予選落ちなし、トップテンには5回入ったが勝利には届かなかった。

「去年は私にとってタフだった。良いプレーをしていたのに結果がだらしなかった。時間はかかった。でもようやく勝つことができた。これはいい時も悪い時も、私のことを信じて支えてくれた友人や家族に囲まれてきたおかげ」

 と振り返るノードクビスト。勝てない時間、ゴルフをやめてしまおうかと思うこともあったという。

「とにかく自分を信じて、何があっても進んでいくこと」

 ノードクビストがくれたメッセージだった。

文・武川玲子

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