【コラム】メンタルが勝敗を分けた R・ヘンリーがR・マキロイを下す

ParOn.(パーオン) / 2014年3月4日 11時54分

ポジティブシンキングが奏功し、ツアー2勝目を飾ったラッセル・ヘンリー ザ・ホンダクラシック(2014)(最終日) 写真・村上航

 フロリダスイングの第1戦、ザ・ホンダクラシック(PGAナショナル)は4人のプレーオフの末、24歳のラッセル・ヘンリー(米国)がツアー通算2勝目を挙げた。初日から首位を走っていたロリー・マキロイ(北アイルランド)は終盤にまさかの大崩れ、辛くもプレーオフには残ったものの、勝利を逃した。この戦いは“自信”を持つことがどれほど重要か、メンタルの難しさが露呈されるものになった。

 昨年1月のソニー・オープンで、ルーキーとしてツアーデビュー戦で勝利という快挙をやってのけたヘンリー。2013年はフェデックスカップ24位とまずまずの成績で終えたが、今シーズンはここまで予選落ちが4回、最高位は現代トーナメント・オブ・チャンピオンズの27位(出場30人)と苦しい戦いが続いていた。そのヘンリーが優勝できた要因は、やはりメンタルだった。

 2週前、ノーザントラストで予選落ちをしたヘンリーはキャディとじっくり話しあったという。

「ツアー初優勝以来、大きなプレッシャーを自分にかけていた。それをひとつずつ解き放して、自分のプレーを取り戻した」

 という。最終日は決してベストなプレーではなかったが、

「最後まで自信を失わなかったことが勝利につながった。それにしてもまさか2週後に勝てるとは……」

 とヘンリー自身も驚いた。

 一方、自滅してしまったマキロイも要因はメンタルだ。

「もっとも難しかったのは気持ちを維持すること。16番で池に入れてダブルボギー。それでもまだ勝てるチャンスはあると思ったが……。その後は自分で勝利を逃してしまった」

 と振り返った。それでも最後はこの戦いをポジティブに受け止めた。

「必ずこのトンネルを抜けてみせる。今週は勝てなかったけれど、次に同じ状況になったらもっといい戦いにする」

 そう自分にいい聞かせたマキロイ。完全復活に期待できそうだ。

文・武川玲子

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