難コースでの一戦はT・ウッズの今後を占う重要な大会になる

ParOn.(パーオン) / 2014年3月4日 15時0分

同大会で8勝目を狙うタイガー・ウッズ 写真・Getty Images

世界の不動産王がコース改良に着手


 WGC-キャデラック選手権(3月6~9日、米国フロリダ州・トランプナショナルドラル)は、米PGAツアーで1962年から長い間、ドラルオープンとして親しまれてきた。

 コースの設計者は、ディック・ウィルソン。池を取り入れた画期的な設計は、当初やり過ぎとの批判も強かったが、コースの資質の高さからそんな声はすぐに消えて、人気は全米的なものになった。
 
 5コースあるうち、トーナメントで使われるのは、TPCブルーモンスター。ティショットは、アイアン並みの正確さが求められる。しかも、距離がたっぷりあるので、とても神経を使う。グリーンは、強い傾斜があり、難しいラインからは、3パットになることも珍しくない。

 2013年はタイガー・ウッズが7回目の優勝を飾っており、このコースを得意としている。今年は出遅れ感があるウッズ。キャデラック選手権はシーズンの今後を占う戦いになるだろう。

 ゴルフ場名は、11年までのTPCドラルからトランプナショナルドラルに変わった。

 世界の不動産王、ドナルド・トランプ氏は、近年ゴルフリゾート買収にも力を注いでいる。名コースのドラルもトランプ氏のものになった。

 まだ大きな改造はしていないが、すでに細かい部分の改良を始めているという。

 トランプ氏が今後、単にコース取得だけでなく、広い分野でゴルフビジネスに関与していくことは十分に考えられる。ツアーにもさらに深く関連を持つのだろうか。非常に興味がある。

文・岩田禎夫

【岩田禎夫】
1933年9月30日生まれ、神奈川県出身。報知新聞にてゴルフをメーンとするスポーツ担当記者として
活躍後、70年に退社。以降、フリーのゴルフジャーナリストとして、米ツアーを主に世界のゴルフを精力的に取材する。

Weekly Pargolf 3月18日号掲載

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